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子は親をうつす鏡

毎日が特別な1日…おはようございます…KAROです。


「兄弟・姉妹で比較をしない」

子どもたちと接するときに気をつけている(…というか絶対しない)こと。
わたしのルールの一つです。

兄は兄。妹は妹。
個々の特徴にいち早く気づき、対応し、成長へ導くのが、大人のやくわりです。だから、兄弟だから、姉妹だから、という物差しは不要になります。


学力は遺伝なのだろうか


なぜ、「兄弟・姉妹で比較しないこと」についての内容から書かせてもらったか。

それは、兄弟・姉妹に共通点が見受けられるケースが多いからです。
特に学力面。

もちろん、上の子どもは優秀で、下の子どもはいまひとつ。
なんてケースも、ざらにあります。

しかし、長い間、一緒に勉強していくと、なんやかんや似ているよね~ということも、これまた、ざらにあります。

特に苦手分野と得意分野です。
理数が好きか、国社が好きか。暗記が好きか、思考系が好きか。
ここら辺は、上の子どもと下の子どもで本当に似ていることばかりです。

そのため、遺伝の可能性をどうしても考えてしまうこととなります。

いろいろな説があると思いますが、4割から6割が遺伝であるとされる研究結果が、現状は多く見受けられます。


学力は環境なのだろうか


遺伝が5割だとして、残りの5割を埋めるのは
「環境」と「意思」になるはずです。

環境もかなりの影響があるとされています。
もし、環境が3割~4割だとしたら、

本人のやる気なんぞたかがしれている

ことになってしまいます。

なんか、悲しいですね。
世間に「親ガチャ」なんて本当に失礼な言葉が広まるのも、無理ありません。

わたしも、親であり教育者ですが、ゲームやアニメも大好きです。
でも、ガチャ要素があるゲームは嫌いですね。好きな人には、すみません。
だって、レベル上げをいそしむドラクエ世代ですから…。

話がそれましたが、いずれにせよ
子どもの学力の大半は親とその親の方針や行動で決まってしまう。
ということになります。

これは間違いないと考えます。


子どもに先に会い、親を想像する


親から電話があり、その後に体験にきた子どもを見るときなど、親よりも先に子どもに会うことがあります。
そのようなときは、親の姿を想像するようにしています。

これが、結構あたります。
失礼ですが、あたるんです。

だって、その子どもは親の影響を毎日受けて育っているのですから。
子どもの小さな行動一つが、親によって構築されているケースがほとんどですから。

年を重ねると、親以外にも真似をしたい対象の幅が増えてきます。
幼稚園のころはほとんどなかったけど、小学生になって、いきなり親が知らない言葉を使いだす現象がまさにそれです。

ですから、小学生・中学生になると、使っている言葉や口調は親以外の影響を多々うけているため、だんだんと乖離していくことも多いです。

しかし、もっと深い部分の、ふとした表情の変化や、小さなこだわりや行動一つは、やはり親の影響がモロに出ていることもたくさん見受けられるわけです。

わが子は自分が育てたんですね。




朝の時間がとれる範囲で書いている関係上、結論が出ぬまま終わってしまうことも多々かと思いますが、なるべくお役立てできるよう発信していきますので、応援のほど、よろしくお願い致します。

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