韓国ドラマ『スタートアップ』に学ぶ、仕事・ビジネスに必要な「不」の解決とは
話題の韓国ドラマ『スタートアップ』を見ました!
自分で開拓していくことって面白いよね!って思えるドラマでした。起業したいわけじゃないけど、起業ってこんな風なんだなぁ、っていうプロセスも大枠はわかるし、投資家の獲得の仕方も知ることができました。
こちらのドラマは「サンドボックス」と呼ばれる、韓国のシリコンバレーが舞台になっているドラマです。
天才なのに少し残念なエンジニア、ナム・ドサン(ナム・ジュヒョク)と、仕事熱心でまっすぐなソ・ダルミ(ペ・スジ)、超エリートだけどちょっぴりデリカシーにかける、独身でウブ野郎?涙脆い?ハン・ジピョン(キム・ソノ)の3人が中心に巻き起こす成長ストーリー。温かい人間模様にも引き込まれますよ!
起業やビジネスのノウハウについても大枠は学べるうえに、映像も明るくてきれい、人気の俳優、ナム・ジュヒョク、キム・ソノ、ペ・スジも出ているので見るだけで、美意識もあがります!笑 前半の事業を成長させていくところは、モチベがあがりました!
全体を通して以下のことが参考になりました!
仕事に参考になったポイント
・決断力のあるリーダーがよいリーダー。批判を恐れていたら何もできない。ただのいい人であってならない。
・プレゼンは3分で心を掴めるか否か。
・事業は投資家を魅了する要素が必要。起業するなら、ビジネスモデルや収益の得方は明確に。伸び代があるが非常に大事。
・本当にやりたい事業と、投資家目線での経営は違う。カネにならない事業は投資家はつかないなど。
・質だけを追うのではなく、ユーザーインターフェイスが考えられているか。
・厳しく率直に、愛をもって言ってくれるメンターを見つける
・人や仕事、何かを獲得するのに必死であるかどうか
・人の「不」を解消、解決できているか
最後のポイントについては、仕事、ビジネスにおいて取り分け大事だと思ったので紹介します。
選ばれるブランドとは
弱者、人の「不」を救えるかどうか
弱者に寄り添うサービスをITで開発したのが、ダルミとドサン率いる、サムサンテック。
画像認識+音声読み上げ機能を使ったヌンギル(視覚障害者支援アプリ)を立ち上げた。ダルミのおばあちゃんがやがて失明をすることを知ったドサンが、このサービスを提案。これは、目の見えないおばあちゃんの「不」である不便さを解消させるもの。
ダルミは以下のように、投資家にプレゼン。
ただこのビジネスモデルは、収益性がないため投資家がつかまらなかった。投資家にあたるときも社会貢献の比重を高めにCSRにおいてあるところを、ジピョンから提案されていた。(ドサンがシリコンバレーのエンジニアとしてヘッドハンティングされ、そこで継続させることになる)
顧客から選ばれるブランドとは、人の不(フ)を解消していると、元P&Gのマーケターの方が綴っておりました。以下のnoteに書かれています。(このnoteは一冊の本に匹敵する、いやそれ以上の熱量で必読です。)
【1時間で分かる】P&G流マーケティングの教科書|石井賢介(Marketing Demo代表取締役) @IshiiKensuke #note #社会人1年目の私へ https://note.com/141ishii/n/na578fec5ef84
経営の父と呼ばれるピーター・ドラッカー『マネジメント』にも共通することが書いてあったのを思い出しました!
(この本は今まで読んだどの本よりも難敵で、読書会でパートを分けて読んだのでした。企業の経営者はみんな一度は通る(通ってるはず)本。)
仕事は、顧客、使う人の不便、不安、不自由etc..を解消、解決させるのが大切。その視点を忘れてはいけないなぁと思いました。
サービスは進んでも、流行は生まれても仕事・事業の原点は、人の「不(フ)」を解消する。そして、便利なサービスであっても、ストレスなく利用できる、ユーザビリティを考えた視点も必要だと思いました!
『スタートアップ』のストーリーはこちらの記事がわかりやすかった!
https://domani.shogakukan.co.jp/426972
https://ddnavi.com/review/711330/a/
特定のモデルの人を連想させるのを避ける目的で、登場人物の名前は駅名が由来なんだとか!韓国旅行にいったとき楽しめそう!
https://danmee.jp/knews/koreandrama/koreandrama-topic-55/
最近podcastのメロウジャズにハマってます!note時間、おうち時間ははもっぱらこれ。
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