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自分を責めていると、無意識に「自分が失敗しないこと」ばかりにフォーカスしてしまう

湘南に暮らす心理カウンセラー 
渡辺サヤです

5月のカウンセリングは満席となりました!
6月の予約は5/20から公式ラインにて募集開始します。

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さて、本日も『ココロノマルシェ』に寄せられたお悩みにお答えします。

ココロノマルシェとは
作家で、人気カウンセラー根本裕幸先生の弟子カウンセラーたちが回答する、無料お悩み相談掲示板です。
どなたでも無料でお悩み相談できますので、是非ご利用ください。

『自信のなさを克服して安心できる人間関係を築きたい』
相談者:しろひつじさん

もうすぐ40歳を迎えようとするアラフォー女性です。

自信のなさをどうにかしたいです。
「こんなメリットもない自分と付き合っているのはおかしい」「いつか周りに見捨てられてしまうのではないか」と不安になってしまうパターンをやめたいです。

典型的な長女気質で、学歴では優等生ルートを歩んできましたが、社会にはうまく適応できず、発達障害、退職や離婚と、仕事でもプライベートでも自信を持てないことが続いています。

カウンセリングにも通い、おそらく過干渉気味だった母親との関係性が影響しているのだろうなということは分かったのですが、改善はしきれていません。(ただ、数年前に母が他界してからは、少しずつではありますが自分の軸で人生を歩み始められるようになってきた感覚はあります。)

いま交際している彼は、私にはすごく愛情を行動で示してくれたり気遣ってくれていますが、亡き奥様への想いがまだ強く残っているのが滲み出ており「こんな愛情深く素敵な方が私を大切にしてくれるなんて、今はまだ悲しみの底にいるから私のことが数倍良く見えているだけかも」と思ってしまいます。

友人関係においても同様です。昨年、自分が深く沈んでいた時にも、20年来の友人たちが根気よく付き合ってくれました。でもそれは私の昔の良いイメージと彼女らの優しさゆえで、こんなどうしようもない自分が知られてしまって、呆れているんじゃないか、今後はどんどん関係が先細りになっていくだろうなと悪い方に想像してしまいます。

唯一、前の旦那さんとは自分のダメな部分も含めてリラックスした関係を築いていましたが、次第にお母さんと息子のような関係になってしまいました。レスや生活感覚の違いにも耐えきれず離婚を切り出したらあっさり了承されてしまい、自分の存在価値が無かったのだと落ち込みました。

本当は自分が何か与えられる存在でありたいし、誰かと支え合える深い関係を築きたいのに、会いたい時に会うくらいのほうが嫌な所を見られないで長く続くのではないかというジレンマに陥ってしまいます。

何か前に進むヒントをいただけないでしょうか。
長くなりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。

しろひつじさん
ご相談いただきましてありがとうございます。

>「こんなメリットもない自分と付き合っているのはおかしい」「いつか周りに見捨てられてしまうのではないか」

と思っているのはしろひつじさんだけで、ご自身はとっても素敵な方なんじゃないかなあって思いました。
だって、

>いま交際している彼は、私にはすごく愛情を行動で示してくれたり気遣ってくれていますが、

ですもの。勿体ない!!

仕事でもプライベートでも、とのことでしたので、しろひつじさんが少しでも自信をつけられるように、私からおもいつくヒントを回答させてくださいね。

しろひつじさんが少しでも自信をつけられるようなヒント!

それは自己肯定感を上げる!ということです。
 
自己肯定感が高い人は、メンタルが安定していて、人間関係を楽しむことができ、人生に対する満足度が高い」ということを言われています。
 
それならば、やっぱり自己肯定感を高めたいですよね。
 
では、自己肯定感を高めるにはどのようにしたらいいのか?

それは、「自己受容」です
 
自己受容とはありのままの自分を受け入れるということです。

無理して自分のいいところを見つける必要もない。
自分のことをすきじゃない、ありのままで、自己受容は始めることが出来るんです。
 
ありのままの自分を受け入れるって?ってなかなか解釈が難しいんですが、要するに、自分が感じたどんな感情も素直に受け入れるってことです。
 
例えば、自分は暗い、自分は好き嫌いがはっきりしている、実はイライラしやすい、とかね・・・
 
きっと、小さい頃からの家庭環境の影響により、良い成績や良い子でいないと認められないという価値観がしろひつじさんの中で大きな割合を占めているのかもしれませんね。
 
その価値観をなくすのではなく、少しづつ小さくしていくことを目標にカウンセリングを受けながら自己受容をすすめていったら良いかもしれないです。
 
自分が嫌う部分を無くすことは難しいのですが、小さくすることや、別の価値観を存在させることにより、バランスをとることが出来るようになってくるといいと思います。
 
なんでこういう言い方を私がしたのかって言いますと・・・
 
きっとね、現在のしろひつじさんは、理想とする自分以外は受け入れられない、または、自分に対してマルをつけてあげられないので、どうしても自分に対してだめだしすることがやめられないでいるのだと思います。

完璧主義の部分ってないですか?

自分を責めていると、無意識になんですが、「自分が失敗しないこと」ばかりにフォーカスしてしまう場合もあります。
 
別の言い方をすると、自分責めが強いままであればあるほど、物事や人に対する目的が、「私が傷つかないため」という、自己防衛になってしまうということです。
 
自分を傷つけたくないので、最悪な事態を想定して、日頃から構えて生活している、という感じになるんですよね。

>本当は自分が何か与えられる存在でありたいし、誰かと支え合える深い関係を築きたいのに、会いたい時に会うくらいのほうが嫌な所を見られないで長く続くのではないかというジレンマに陥ってしまいます。

失敗したり傷ついたりするのは怖いですよね。
私もそそっかしいので失敗ばかりの人生ですが、そんな私もやっぱり失敗や傷つくのは怖いです。
 
しかし、失敗する自分をそのまま認めてあげたり、寄り添ってあげたりできるようになれば、「仕方ないよな。」って少しづつ思えるようになってくる回数も多くなってくると思います。
 
この考え方は、冒頭でお話ししました自己受容の考えそのものなんです。
 
そして、なぜ、人に嫌なところを見られたくないのかというと、それは、
自分がその部分を嫌っていて悪いものだと思っているから
なんですよ。
 
そりゃあそうでしょ!っていう当たり前の話なんですが・・・

その嫌いな部分に寄り添い、なぜ、その嫌いな部分が存在するのか、っていう理由を考えてみて欲しいんです。
 
きっと、多くの場合には、その嫌いな部分というのはしろひつじさんを小さい頃から、これ以上傷つかないように守ってきた部分であることも多いんです。
 
嫌いな部分は排除しようとするのではなく、感謝して手放す。

完璧主義を発動させずに、少しづつ少しづつ・・・ですよ。
そして、出来たら必ず自分を褒めるようにしましょうね。
 
繰り返しカウンセリングでおこなうことで、しろひつじさんの自己受容が進んでくると良いなあと思います。
 
私で良ければご対応させていただきますので、良ければ公式ラインからご連絡くださいね♡
 
しろひつじさんは優しい方だなあという印象を相談文から受けました。
なんか、愛の人って感じがするんですよね。
 
素晴らしいと思っている現在のパートナーに対して、何を与えられるか?

そんなところを確認しながら目的をもって、取り組んでいけたら、カウンセリングのすすみもきっと早いのではないでしょうか。

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■5月のカウンセリング!満席になりました。ありがとうございます。
6月のご予約は5/20から公式ラインにて募集開始します。

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