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オーストラリア日記(シドニー1日目)


オーストラリアに到着すると大雨が降っていた。
ベトナムから9時間のフライト。
映画を見たり機内食が回ってくる時間を差し引くと本当に真っ暗だったのは3時間くらいだろうか。
圧倒的寝不足と同じ姿勢を取り続けたことによる全身のだるさ。
余力があれば旅に湿布を持っていくのは良い案だと思う。
そんなことも忘れてしまうくらいオーストラリアは涼しく、空気が済んでいた。
着陸時にみせた大雨はスコールのように一瞬で引き、外気温10度の冬の快晴となった。
晴れている。
やたら晴れている。
寒い。
空港内でも寒い。
オーストラリア入国時に必要だと言われたETAs(簡易ビザ)だが見せる必要がなかった。
普通にパスポートを見せて、普通に機内で渡された紙切れに必要情報を書き入れて渡すのみだった。(どこに泊まるのか、パスポートナンバーは何なのか、等。)
どうやらパスポート自体にETAsが紐づいているようで、紙媒体で印刷する必要はなかったようだ。不安なのでこれからもするが。
ともかく、あっさりと入国ができた。
conferenceがあるのか?と聞かれたので
そのために来た、と話した。
conference用のスーツ4着とクリス・ヘムズワースに会った時用のクラッシーな洋服1着を間違いなく入れているといった余分なことを言わずに、慎むことが出来た。
言わぬが花である。

さて、シドニーに来るのは初めてである。
確かに寒かった。
セーターにセーター生地の上着を着ていても寒い。余裕でコートが必要だろう。
半袖半ズボンの海外客もいる。
有り得ない。
ちゃんと寒い。
7月のシドニーはちゃんと寒い。雨が降れば尚更。
ちゃんとコートを持ってきましょう。
少なくともセーターは必要だ。

空港からは電車を使う。二階建ての電車だった。
ロンドンのバスを思い出す。
間違いなく2階を選び、景色を楽しんだ。

今回泊まったところについては後日後述するが綺麗だった。
シンガポールの宿は筆者らがケチったせいもあるかもしれないが中々お粗末かつ虫がいた。
汚いと言うより、小さな虫が這っていた。
ホテルを変えて少しいい所に移っても這っていたのでシンガポールでは諦めるべきひとつかもしれない。

この時期(2023年7月24日)のシドニーは快晴。
空は寒い。

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