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明日は娘の初舞台

Year5(現地校の小学5年生)になってから、娘は学校でクワイアクラブに参加し始め、プライベートの習い事でジャズダンススタジオに通い始めた。どちらもとても楽しいらしく、最近の彼女はいつも歌っているか踊っているかしていて、なんだか落ち着きがない子みたいだ。

そんな娘、明日11月28日(日)に、クワイアとしても、ダンスとしても、初めての舞台を迎える。
明日は”Advent Sunday”と言う、クリスマスの4週間前の日曜日。本来ならば、この日からクリスマスシーズンに入るようだけれど、今はクリスマスが、本来のキリスト生誕を祝う日というよりも、すっかり商業化されたお祭りになっていることもあり、年々、街中のクリスマス準備は早まっているらしい。
そして、そのアドベントサンデーには、教会で”Advent Mass”が開かれる。そのアドベントマス(ミサ、礼拝のこと)に、スクールクワイアとして、娘も出席して歌うのだ。
また、ダンスのステージについても、同じくアドベントサンデーに、ダンススクールのある通りで毎年開かれるイベントがあり、そのイベントのステージで踊るのだ。
「1人だけで歌ったり、学校やレッスンでみんなと一緒にやるだけなら楽しいけど、人の前で歌ったり踊ったりはちょっと恥ずかしい」と娘が言うので、「恥ずかしいと思うから恥ずかしいんよ。人前に立ってる時の自分はいつもの自分とは別人やと割り切って、思いっきり楽しむべし!」と伝えたら、「え〜でもさ〜」とうじうじ言っていた。
そして、数年前、娘の通っていた幼稚園のママコーラスとして、私がチャペルコンサートで歌っていたことを思い出し、「お母さんも恥ずかしかった?緊張した?」と聞いてきた。「もちろん緊張したよ!でも、恥ずかしさよりもなにより楽しかった!」と伝えると、そのときのDVDを観たいと言うので、一緒に観た。
4年前の私、なんかまだ若い。この4年で老けたわ私。って、観るべきポイントはそこじゃない。そこに映る私は、自分で観ても楽しそうに歌っていた。ほんとに楽しかったな、あの時。何か打ち込むものがあるということは、本当に生活を楽しくさせるんだなぁと改めて思い出した。そう、私は今、何にも打ち込むものがないから、ダラダラゆるゆるするだけの日々なのだ。
ともあれ、娘はそのときの私やお友達ママが楽しくステージに立つ様子を観て、何か少し感じるものがあったらしい。見終わった後、「明日のクワイアもダンスも楽しめそう?」と尋ねたら、「うん。たぶん」と言っていた。明日の彼女がどんな風に歌って踊るのか、楽しみだ。明日は娘の初舞台。上手くいってもいかなくても、楽しんでくれればそれでいい。しかし、何よりの気がかりは明日の天候。予想最高気温4℃。クワイアは教会内だけれど、ダンスのステージは屋外、しかも夜。せめて雨は降りませんように。。。