Kareko

越川雪

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    ぼーい・みーつ

    越川雪|ぼーい・みーつ ¥800(税込) 発行日:7月2日 第二刷 サイズ:文庫判 ページ:108p 装丁画:花原史樹
    800円
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最近の記事

POP ISLANDS

7月8日(月)『悲しい予告』 「果たして今日も一日、人と喋らないのだろうか…!」最近、起床すると明らかに高カロリーな予告編が脳内で放送される。それにしても、とっても悲しい予告である。ああ、うるせえ。目覚ましもZ級映画の予告もやかましくて仕方がない。寝ぼけたまま駅へ向かい、気づけば働いている毎日。どよーんと淀んだ時間を送っていると、陽が沈み始めると同時に本編が始まった。 映画の題は「ホーホケキョ」。いかにもつまらなさそうだ。冒頭で主人公は鳩にご挨拶している。うむ、今朝の僕だ

    • Contemporary

      7月1日(月) ・荷物 先週、気の赴くままに北海道へ行った。 なんとなく、あの頃には戻れなかった。 新千歳空港行きの電車に揺られていると、 「ふるさとは遠きにありて思ふもの」 という一節が浮かんだ。 ほんまやわ、と今になって思う。 寂しさ、悔しさ、センチな感情。 要らないものばっかり荷物になった。 リュックが膨らんでいる、 まだお土産買ってないのになあ。 ・ハッ 移動だけで筋肉痛になっているのはどうしてだろう。 不思議だ。 「東京に戻ってどうするの?」 退化していく身体から

      • 初エッセイ集「ぼーい・みーつ」第二刷発行

        初のエッセイ集「ぼーい・みーつ」 第二刷が届きました〜 本日7月2日発行です☁️🍃 ネットショップ BASEにて通販も開始しました。 プロフィールからもリンクに飛べるようになってます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 改めて「ぼーい・みーつ」が初の著者になります。 初版発行の60部がありがたいことにほぼ完売しました。残りは蟹ブックスさんに置いていただいてます🦀 第二刷はもっと展開していこうと思っているので、時々SNSなど覗

        • 愛をもって

          月曜日。SATELLITE LOVERSを聴きながら渋谷でバイトしていると、このまま外へ飛び出してどこか遠くの町まで行きたくなってきた。緩めのデニムをベルトでギュッとやって、シャツを羽織る。カセットテープをポッケに忍ばせて、有線のイヤホンをつける。財布も携帯も要らないや。自転車に跨って、あてもなく赴くままにペダルを踏もう。今日も天気いいなあ、なんて言いながら。 ブワッと風が吹いたかのように、気持ちが突然高揚する瞬間がある。「うわ〜、今の俺なら空でも飛べそう」そんなことを思う

        POP ISLANDS

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          月曜日。先週の日記「まるごといっぽんのにんじん」をだらだら書き終える。気がついたら5,000字を超えていた。あ、長すぎるわ…と思ったので、どこから齧ってもにんじんです。にんじんアイランドです。という変な気持ちで変なタイトルをつける。色んな生活を描いたが、1番気に入っている箇所は「今日はブロッコリーではなく豆が入っていたカレーを食べ終えて」という一文。あまりにもどうでもいい…おまえがブロッコリーを食べようが豆を食べようが私には知ったこっちゃないよという感じだ。日記を日記たらしめ

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          まるごといっぽんのにんじん

          月曜日。SAKEROCKの『LIFE CYCLE』を聴いて今週が始まった。「生活」「穴を掘る」「OLD OLD YORK」と続く最初の3曲がとても好きだ。何を言っているのか分からないハマケンの陽気な笑い声から始まって…なんやろなあ、今週も頑張りますかという気持ち。生活のなかにSAKEROCKの音楽があることを時折嬉しく思う。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 通りすがりの外国人が電話で発した単語が「ヴェネツィア」と聞こえて、そ

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          cruising

          月曜日。久しぶりにブログを更新しようと思って書き始めたが、如何せんカロリーが高い。そういや文章を書くこと自体が久々だ。書くカロリーが高いと感じるときは決まって肩に力が入っていて、格好つけようとしているときだ。今日も肩、あがってる。いやしかし、上がったままで構わない。2ヶ月ぶりの更新だ、気合い入れて書きたい。という訳で少しずつ書きながら感覚を取り戻していった。フィットする言葉が見つかるのを気ままに待って、ひたすら書いて消してを繰り返す。文章を書くことは、世界地図のパズルと似てい

          nothing will be as it was

          月曜日。夢から覚めると今年一番の寝癖がついていた。くるっくるのボッサボサ、なんだか幸運を呼びそうなアンテナのようだ。スピーカーからはカーネーションの「It's a Beautiful Day」が流れている。まっさらな朝がきた、なんとなくそう思った。 ところで昨日は文学フリマがあった。来場者は9,000人近かったらしい。悔しいなあ、頑張れば9,000部売れたではないか…実際は初のエッセイ集「ぼーい・みーつ」が30部ほど誰かのもとへ渡った。イベント開始から30分ほど経った頃だろ

          nothing will be as it was

          ぼーい・みーつ・蟹ブックス

          初のエッセイ集「ぼーい・みーつ」 高円寺の蟹ブックスさんに置いてもらってます! ぜひ足を運んでみてください。 素敵な本屋さんに出会えます🦀 越川 雪|ぼーい・みーつ ¥800(税込) 発行日:5月19日 第一刷 サイズ:文庫判 ページ:108p 装丁画:花原史樹 【追記】 最初に置かせていただいた5部が完売しました。 買ってくれた方々、ありがとうございます…! 現在、追加で5部置かせてもらっているので、引き続きよろしくお願いいたします〜 2024.06.07 【追記

          ぼーい・みーつ・蟹ブックス

          【文学フリマ38 W-04】 Kareko

          お久しぶりです、Karekoです。 このたび初のエッセイ集が完成しました。 越川 雪|ぼーい・みーつ ¥800(税込) 発行日:5月19日 第一刷 サイズ:文庫判 ページ:108p 装丁画は漫画家の花原史樹さんに書いていただきました。裏表紙にも愛らしいねこが…本の上でうたた寝しちゃってます、かわいい。 初のエッセイ集「ぼーい・みーつ」。改めて読み返して、おそらく今しか書けなかっただろうなという気がしています。楽しくて、面白くて、寂しくて、つまらなくて。いろんなものと手を

          【文学フリマ38 W-04】 Kareko