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#美味しいnoteの歩き方 タダノヒトミさん⑥

こんばんは、カラストラガラです。最新更新分へたどり着いてしまいました。少し寂しい。訪問記は、下記マガジンにまとめてあります。

美味しいものが好きな方も、美味しく味わって欲しい食べ物たちも、タダノヒトミさんのところへ伺うと幸せになれると思うのです。

では、どうぞおつきあいください。

引用したい言葉たち

そんなタダノヒトミさんのコンテンツは、詩歌で始まります。まだ少ししかエッセイを拝見していないけれど、作品はこの2つの言葉と重なると感じています。
https://note.com/karasu_toragara/n/na46c0a634dab

訪問記の最初に、こう書きました。過去ログを通して拝読して、再確認しました。「ひらく」って詩歌は、タダノヒトミさんの柱とか核を含んでいる作品だってことを。

そんな深いとこまで行かないから、体力温存できて、行動範囲がすごく広い。
https://note.com/mimime/n/n0178b22a0c55

ご自身をこう紹介されています。深さもあると思うけれど、それは横に置いておいて。フットワークが軽くて、風のような方だけど、ブレない。

生きろ、わたし。
 
今日を、生ききれ。
https://note.com/mimime/n/n58689c552aaf

冒頭で触れた「ひらく」という詩歌、死生観、色んなものに触れることが出来ました。だから、この言葉がスッと胸にしみました。私の個人的な価値観なのですけれど「今」を大事にしたり味わうことが出来なければ、今の蓄積である「過去」や、やがて「今」になる未来も、味わえないと考えています。

だから、「今日を、生ききれ」へ繋がる流れが、好きです。

美味しいものを見つけるのが大好きで、それをホンマや!美味しい!って共感してもらえたらなお嬉しくって、せやろ?な?美味しいやろ?って、ただ言いたいだけのひと、なんです。
https://note.com/mimime/n/n54dd60878484

美味しいものを、心から美味しく楽しむには、誰かと分かち合えるって欠かせない要素ですね。タダノヒトミさんのこと、私は「愛が大きい」って認識しているのですけど、美味しいものに関する面でも、愛、大きいです。

よくされる勘違いあるあるなのが『神戸って、坂が多くて見渡すと海が見えて、お友達と優雅にランチして、そのあといかりスーパーでお買い物。休日は母子で、なんならお祖母さまと3世代して、大丸さんのカフェラでお茶してはるんやろ?』ってやつ。
 
そのイメージ、実は芦屋にお住まいの方々の日常やねん。
https://note.com/mimime/n/n82bf371f5cdc

タダノヒトミさんがこうして話して(書いて)下さるまで、神戸にそもそも下町があることを理解していませんでした。ほんとごめんなさい……。

神戸のひとっていうのはもっとお品も言葉遣いもわりとアレで、まち自体も皆さんが思うよりだいぶ下町情緒あふれる、それはそれは素晴らしいとこですねん。
https://note.com/mimime/n/n82bf371f5cdc

めっちゃ伝わってます。

というか、飯テロならぬ、旅テロ(?)というか、この記事拝見して、行きたくて行きたくて身悶えしてますから。母方の祖父が東京の下町で暮らしていた時期がありましたけど、私の知ってる下町と違う!! 行きたい。食べたい。

下町のおばちゃんは、揚げもんなんて家でせえへんの。
 
お肉屋さんで揚げてくれるコロッケやミンチカツのが断然美味しいからね。
https://note.com/mimime/n/n82bf371f5cdc

ふむふむ。お肉屋さんで、関東勢の私もおかず買ったりしますし、思春期に学校の帰りに買食いするのも大好きでした。でも、鶏屋さんとか、お肉の種類ごとにお店があるって、カルチャーショック受けてます。

お好み焼きの話は関西では不文律と言いますか、ほら、どこが本家やとか言い出してもうたらねぇ…もう、下手したら抗争に発展する可能性あるし。
https://note.com/mimime/n/nedaa831e7174

「抗争」(ごくり)。

これは! 

こういうの無くても作れるし、トッピングも楽しめるし、ホットプレートじゃなくてフライパンでも美味しく焼くコツまでnoteにおさめて下さっている。保存版じゃないですか。粉ものとソース味がめっちゃ恋しくなってます。(遠い目)

衣替えみたいに、道具にも季節ってあるもんですよね。
 
さっそくしまい込んでいたこれを出してきて、うろ覚えでセット。
https://note.com/mimime/n/n244aeca60767

ですねー。とっておきの道具を取り出して、季節を感じられるっていいですよね。水出し珈琲美味しいし。

これは、うちの食卓を彩るメニューで、うまいことできた!ってやつをただただ自慢するだけの記録です。なんやそれ。
https://note.com/mimime/n/n42e3c3f4541c

タダノヒトミさんのために生まれてきたようなコーナー・企画だと思いました。タグも素敵。じゃんじゃん自慢して下さい。レシピの渋滞も、少しは改善するかもしれませんし。「作ってみたい・作ってあげたい・食べたい・あのお店に行ってみよう」みたいな、誰かの「したい」に繋がる予感、大です。


ほんでもね、そんなんで黙るクソガキちゃいますねん。こちとら恐いもんなし、無敵の19歳女子やからね。
https://note.com/mimime/n/n0718318dc6c4

さわがしいおじさんは公共の場で「わきまえろ」ってことと、口で敵わないからって女性に手を上げるなと、私は感じます。男性相手でも、暴力振るうなって思ってる。登場した困った男性のようにイライラを外に出すのも、私は嫌いです。

で、そんな私の価値観は横に置いて。

この作品は、ギャルって言えばいいのでしょうか、女子が無敵モードに入ってる時期ってありません? そこを、言葉にしてくれた点で、まず惹かれます。私には体験しようのない世界だから。

振り上げた拳を相手に当てるんじゃなくて、だけどただ頭を下げるんでもなくて、決して退かない気持ちを見せながら相手と向き合うこと。
 
それが、痛みを知って学んだ、わたしなりの闘い方。
https://note.com/mimime/n/n0718318dc6c4

かつ、何を学んだかも書かれていることも、魅力です。

「ほんでもな、あんたの買うてきてくれた桜餅は嘘くさい匂いがせんと、なかなかええ味やったな。」
 
フジ子さんはそう言って、ニッカリ笑った。
https://note.com/mimime/n/nb0659846cffc

フジ子さんの思い出を聴いていて、引用した部分、「嘘くさい匂い」って言葉が印象に残りました。タダノヒトミさんが、本音を受け止めてくれるから、フジ子さんはフジ子さんらしく、少女みたいに振る舞えたのではないかなあと感じるのです。

そういうヒリヒリした嘘じゃなく、カジュアルに、一日だけのエンタメとして嘘を楽しめるあなたたちが、ほんとうはずっとうらやましかった。
https://note.com/mimime/n/n3de1c85a4593

フィクションが無ければ、少年時代に窒息してたと思うので、この作品も印象に残りました。エイプリルフールは、今もなんだか、上手に振る舞えません。他人が工夫したネタを笑うの専門です。

いま、好きなものを食べて幸せだと思える心があるのも、みんなみんな、あの時のわたしのおかげだ。
 
がんばって生きてきたね。
 
夢を叶える力が、自分にはあると知れたね。
https://note.com/mimime/n/n8efc8d518bb5

タダノヒトミさんが、私から見てブレないことや、ご自身も書かれているように自己肯定感も高いことは、こうしてご自身を理解しいたわることを知ってるからかもしれないと、感じさせられるのです。

おばさんはきっと、遠くからわたしを見かけて、声をかけずにはいられなかったのだろう。
 
こどもなりに、それだけはわかった。
 
おばさんの真摯さは、わたしにも伝わった。
https://note.com/mimime/n/n8d5106e0d210

言外に何かが通じ合ったこと。家族であっても共有しないこと。

そういうこと、ありますよね。

わたしがわたしに贈る、ものがたり。
 
本当にあったことも、そうでないことも、ないまぜにして、なんだか誰かのどこかのお話みたいに読むことで、あの時のわたしが癒される。
 
もっともっとたくさんのひとに読んでもらいたいとか、有名になって本を出したいとか、そういうのんじゃないねん。
 
 
 
あんたのための、あんただけの、お話やねんで。
 
よかったな、あの時のわたし。大事にしいや。
https://note.com/mimime/n/n304d8b2c2d7c

私の個人企画も、記事にとりあげていただいて、光栄ですし、照れくさくもあります。読んで、目次作って、感想のようなお手紙のような旅の記録を残すだけなのに、こんな風に受け止めていただき、感謝しています。

「あの時のわたし」さんの中には、図書館の本を読み尽くしてしまったタダノヒトミさんも含まれているのかもしれませんね。絶対喜ぶと思う。

この身体で感じられること、それだけがわたしにとっての真実。
https://note.com/mimime/n/na44971ad271b

人生哲学もあると思う。人生を切り開く、歩き方でもあると思う。

それに加えて、タダノヒトミさんは美味しいものを探す時に、ご自身の舌と足を頼りにってお書きになってましたよね。

私達の五感って、利き手のように利き感覚があるそうです。「視覚優位・聴覚優位・身体感覚優位」。私なら聴覚です。もちろん、複数の感覚を使うのですけど。タダノヒトミさんは、身体感覚を大事にされる方なのかもって感じました。

「ええー、スープもうないのん?」
 
アンタが3杯もお代わりするからや!!
 
 
 
「ママ!これぜえったい明日も作って!!」
 
はいはい、たまねぎまた買うてこなあかんやん。まあ、ええけど。
https://note.com/mimime/n/n42e3c3f4541c

タダノヒトミさんの文章を通して、この親子のファンになってしまいました。最高の「美味しかった、ありがとう」の伝え方かなって、感じました。

美味しいものがたくさん集まって、明日も明後日も、この優しい時間が続きますように。

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編集後記

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何かが好き、惚れ込んでる人の話を伺うのは、こんなにも豊かなことなのですね。美味しいものも、郷土愛も、大事にされていることも、たくさん伺えました。楽しかった!

ネズミさんの予言(?)が当たりまして、タダノヒトミさんのnoteを訪問して、1.75kgくらい太りました。楽しかったので、OKです。

「美味しい」1つとっても、「誰と」の部分が、「ご家族と」「みんなと」って、輪が広がっていきますね。台湾の占いで言われた「美味しいものの運」の使い方が、最高じゃないでしょうか。

私の拙い表現力・理解力では、ただただ「愛が大きい」って感じるのです。

追伸

#美味しいnoteの歩き方 の次の訪問先は、逆佐亭 裕らくさんのnoteへ伺えることになりました。よろしくお願いします。そして、コンテンツを旅させて下さったタダノヒトミさん、ありがとうございましたっ!!

コンテンツ主(noterさん)へ負担かけないこと。その方の文章を集中して読むので、文章との相性が合うこと。両方大事にしているので、この企画、訪問先探すの難しくて……。どちらへ伺おうか迷い、Twitterでお願いしたらOKいただけました。感謝。


Thank you for taking the time to read this.