温泉街で紅葉とアフタヌーンティーを(1)~中山七里の紅葉と刀剣伝説を歩く
下呂温泉でヌン茶ができるんですよ。私も知らなかった。水明館です。なので水明館のヌン茶に行った時と、時期的に中山七里の紅葉を、友人と観に行った時のことをまとめて記憶レポート。
飛騨の観光は秋が一番。
美濃から飛騨に抜ける道を「中山七里」と言いますが、電車でも車でも、渓谷を挟んで崖っぷちを走るので、11月後半以降は山の紅葉が水面に映り込む時期です。今年は急に寒くなったから、ちょっと早いかしら。
これは中山七里から途中寄り道にある、東仙峡(岩屋ダム)。大体こんな感じです。中山七里自体は渓谷なんでもっと深いですが、下呂温泉に近くなると途中にあるダムのせいで、水面が近くなります。
名古屋からちょうど100km程度の為、初心者向けドライブコースや、ロングライドの目的地にもなりがちです。私がロードバイクで行ける様になるのはいつの日か…(遠い目)。
祖師野丸と狒々の伝説の岩戸
昨今の刀剣ブームで「祖師野丸」もちょっと注目浴びてたようで、以前友人リクで祖師野八幡宮と、源義平によって狒々が封じ込められた、岩屋岩戸遺跡に行ったんですよね。
行くなら秋に行こう、秋に。ということで行ってきた現場がこれです。飛騨は秋が良い。
祖師野八幡宮神社。郡上踊りの歌にも残ります。尚、公共交通機関はないので、車じゃないと行けません(地元はタクもレンタカーもない)。
虫干しの日以外は、祖師野丸は非公開です。
悪源太義平によって狒々が封じ込められている、という伝説の岩屋岩戸遺跡。すっかり整地されててびっくり。尚、この場所は圏外になります。岩屋ダム周りは軽率に圏外になり易い。(そしてトイレは岩屋ダムの管理事務所近くにしかありませんよ)
弥生人が日照時計として使ってた、という噂がある弥生時代の巨石群でもあるので、整地されたことで紅葉も映えて綺麗でしたねえ。写真ではなかなか伝わりませんが、巨石というだけはあって紅葉と映えて迫力がありました。
狒々退治をした源義平(悪源太義平)は頼朝の兄なので、「鎌倉殿の13人」で何かまたあるかしら。
中山七里沿いの紅葉
ついでに何か所か紅葉名所を巡ります。
紅葉寺って言うんですって。
(地元に居た時に、そんな名称聞いた事が無かったな!)と、ガチで思いますが、言われてみれば紅葉が昔から多くて、見事なんですよね。1000本あるらしい。知らなかった。
名称については所謂地元再発見で、なったかな。
境内をぐるっと回るコース案内看板が、いつの間にか出来て(略)。というか、ベンチが出来てる…!
個人的には、法事の時に住職の奥さんが、境内にある天然記念物のカヤの実を炒って、お茶請けに出してくれたことの方が、秋だなと思う場所です。
以前は檀家の人が墓参りや奉仕活動(清掃)に来る時以外は、この辺通ることがなかったので、墓地に入らないように、案内板が出来たみたいでした。
私たちが行った時も、観光客らしきグループが来てましたね(名古屋と違って、このあたりは寺の真後ろの山肌に墓が無数にありますし、慣れない人には山道で危険)
尚、鎌倉時代から続く、由緒ある古刹です。JRさわやかウォーキングコースにもなってます。たしかもうすぐ開催。山門がTVアニメ「一休さん」の、安国寺そっくりの山寺です。
この山門からの階段を下りる時に観光客グループとすれ違ったので、本当に観光地として認識されてるんだなあ、と妙な感心がありました。
その後は下呂の温泉寺も。暗いので綺麗さが伝わりませんが、実際はもっと綺麗でした。
長くなったのでヌン茶は次回に。
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