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#10 【宰相への道】我が帝国

突然だが、諸君らに質問だ。

1.ヒカキンを日本人だと思うか? 

朝鮮人説が囁かれている彼だが、ほとんどの人間は彼を日本人だと考えていることだろう。彼は日本国籍を持っている。

では、次の質問。
2.大坂なおみを日本人だと思うか?

彼女は日本とハイチの混血であり、恐らく、質問を読んで悩んだことだろう。彼女は日本国籍を取得しているが。
しかし、正直に答えてみてほしい。外見、母国語、振る舞い、全て日本人とは大きくかけ離れているだろう。でも、彼女が日本人だと思う人間も多いはずだ。

では、これで一旦最後の質問とする。
3.新田真剣佑は日本人だと思うか?

彼は両親ともに日本人であるが、育ちはアメリカだ。二重国籍である。その場合でも、日本人と言えるのだろうか?
多くの人間は、日本人だと答えるはずだ。

以上の3つの質問への答え方によって、タイプを分類し、それをまとめておく。

・〇〇〇、〇‪✕‬〇、‪✕‬‪✕‬‪✕‬→正常
・〇‪✕‬〇、‪✕‬‪✕‬〇→理想的
・‪〇〇‪✕‬→主義者の疑いあり
・それ以外→この記事を読んだ後に意見が変わる

なぜこんなことを聞いたのかというと、
あなた達は民族タイプだということを、
実際に感じて知って欲しかったからだ。


正直に答えて欲しい。
先程の質問に答える際、

大和民族かどうか?

と考えたはずだ。
「日本」「日本人」を意識しただろう。
自分達と同じ大和民族かどうかで分類した。
そういう人間がほとんどだと思う。


                              新田真剣佑(純)
                                        ↓
                              ヒカキン(疑惑)
                                        ↓
                             大坂なおみ(混血)


こう考えたのではないか?
諸君らがこう考えたのには理由がある。
それは、日本が、民族タイプの国であるからだ。

諸君らが実際に体験したように、
我々は民族を根拠にして、
国民かそうでないかを判断する。


主に、国には3つのタイプがある。
・民族タイプ(例、日本、ドイツ)
・国籍タイプ(例、カナダ、アメリカ)

まず、民族タイプの日本とドイツについて話す。
ドイツはヒトラー政権下で一民族一国家の近代国家の理想を追求し過ぎた結果、同時期には民族タイプの性格が顕著に出て、現在は多民族連合のEUを構成する一地域として、その理想を強制的に捨てさせられている。
一方、日本は特殊で、かつて民族タイプの性格を残しながら帝国へと変化した。現在は民族タイプに戻っている。
さて、帝国とは、多民族国家という意味も含まれる。多民族をひとつの権威の下で治めるのだから、当たり前の話だ。

今の日本は帝国か?

否、答えは否だ。
今の日本は国籍タイプに変化しつつある民族タイプである。
日本は、実態としては、大和が、琉球、アイヌ、を治めている帝国であるが、民族タイプの国である。要するに、実際は多民族国家であるのにも関わらず、単一民族国家だと主張しているのだ。
ここで、先程紹介した国籍タイプについて説明する。国籍タイプとは、カナダ、アメリカ、オーストレイリアなどの、統一された言語・文化を持たない国々のことだ。
これらのように、血、言語・文化といった住民同士の基盤が脆弱である国々のグループを国籍タイプと呼ぶ。ひとつの権威の下に治めているわけではないので、帝国とは異なる。
ところで、話を戻そう。

我が帝国、日本はどうだ?

人々を結びつける文化的基盤が脆弱では無い。
ひとつの権威の下に多民族をまとめることができない。
かつてのように、朝鮮と台湾を治めることができない。

なぜ?

これは、「帝国」の名を捨てさせられたことによる弊害である。これは、文字通りの国名変更ということではなく、権威の失墜を意味する。

日本の国家元首を答えられるか?
天皇陛下でも内閣総理大臣でもない。
存在しないのだ。

本来一億臣民の頂点にあらせられるべき天皇陛下は、敗戦と同時に押し付けられた日本国憲法により、我々と横並びであることを強制されてしまった。
この権威の失墜がもたらすのは、
自分達が何者なのか分からなくなる、
いわば、アイデンティティの喪失を経て、
異民族との混血による内部崩壊だ。

自分は帝国臣民であるという自覚が消えた時、
天皇陛下との結びつきを考えることなく、
都合の良い甘い言葉によって誘惑し世界中を浸蝕して回るグローバリズムに自分を結びつけてしまうのだ。

現在のような、帝国と民族タイプのイイトコドリでは、国が崩壊する。
現在のように、権威を持たずに異民族を大量に受け入れ、都内近郊を始めとする無秩序な状態が地方へと拡大すれば、私達の日本は、もう取り戻せない。
現在は過去にならい、天皇陛下を頂点とし、皇室の藩屏たる華族、その下で帝国臣民が選挙を経て政治を行うべきだ。
そして、
台湾、朝鮮、満州、その他東亜諸地域を治めることが、前世代からの悲願であり、次世代への最高の遺産となることを忘れてはならない。


ーーここからは本編と関係ありませんーー
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