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優れた「物語の要約」は、ビジネスの○○に役立つ
ひと昔前、フリーミアムが流行りました。
Wikipediaによると、フリーミアムとは、
基本的なサービスや製品は無料で提供し、さらに高度な機能や特別な機能については料金を課金する仕組みのビジネスモデルである。
引用:Wikipedia
とのこと。タダを入口にしたビジネスモデルですよね。
この火付け役となったクリスアンダーソンのFREEは、当時かなり売れましたよね。出版年月を見てみると2009年の11月ですから、もう10年以上前になります。時が経つのは早いですね…。
で、このフリーミアムは今でも有効で、僕もガッツリハマっています。
「使っている」でなく、「ハマっている」としたのは、僕が売る側で活用している…というよりも、むしろ消費者としていいカモになっているから。
特に、Amazonプライムはヤバイです。
作品の途中までアニメがあって、続きを見たければコミックを…という構図の方が多い。もちろん、プライム内のアニメだけで完結している作品もありますが、僕の経験上。そちらの方が少数ではないかと思います。
で、今日はそのフリーミアムの話では「なく」、アニメを見て続きをコミックで見て…と、作品を続けてみていると、感心することや勉強になることがすごく多いんです。
そのひとつが、「要約」です。
たとえば、いま、とあるマンガの11巻を読み始めたところですが、11巻の冒頭に「これまでの要約」があります。そして、それが、すごくいい。
「よくこんな端的に上手にまとめるよな」
と思えるようなもの。わかりやすいだけでなく、その時の情景がカラーで、動いて、浮かんでくる。ワクワク感が出てくる。それを「たった2ページで」まとめているから、すごいと思うのです。
文を構成するにも、あーでもないこーでもないと推敲するにも、結構な時間がかかると思うのです。少なくとも、僕ならかなりかかるから。
では、その2ページに収めた物語の分量はどれくらいかというと、現在11巻ですから、その手前の10巻まで、ですね。アニメ化されたのは8巻まで。その8巻分をアニメに換算すると24話で、2クール分の分量になります。これ、結構な量ですよ。
それだけの量のストーリーを、端的にわかりやすく、情景が浮かぶように伝え、先の展開へのワクワク感まで持たせる。
それまでの物語の理解や今後への期待。続きを読むか否か、買うか買わないか。マンガにせよ特撮モノにせよドラマにせよ、「それまでの要約」には、そういった大事な役割があるのです。
と、いうことは、ご自身の心が動いた要約って、いいお手本じゃないでしょうか?
では、お手本として何に役立つのか?
僕は特に「プロフィールや自己紹介に役立つ」と見ます。
何の後ろ盾のないフリーランスにとって、プロフィールや自己紹介は、ビジネスや商品、ご自身の価値に大きく影響します。本来の価値が伝わるのか否か。そのいいヒントが、こういった優れた要約にあるはずです。
続きは明日にまわしますが、まずは、あなたご自身が「いいな」と思った要約をストックしてみるといいのではないでしょうか?それらの何がいいのか。何がわかりやすく、どう心が動いたのかを見てみると、ご自身の価値の伝え方も洗練されるはずです。
明日は僕なりの見解をお伝えしましょう。
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