ママ、ひとりで読んで

泣ける絵本


あんなにあんなに
ヨシタケシンスケ著


以前から気になっていた絵本

ヨシタケシンスケさんの絵本は面白くて可愛くて大好き

図書館であるだけ借りて読んだ
人気なのか貸出中なことが多く、行ったときにあったらラッキー!借りよう!という感じだった

何冊か購入もしている

ヨシタケシンスケさんの絵本は子供が楽しい絵本と大人向けの絵本、どっちも楽しめ絵本と色々ある

息子にはまだちょっとむずかしいかな?という本が大人に突き刺さる

あんなにあんなに

はまさに大人向けの絵本

全母、全父に読んでほしい


タイトルから予想できるように

あんなに小さかったのに、成長したねー、という絵本なのだが

泣ける

泣ける!!!!

もう、最初の方から泣けるんだけど
中盤の1ページに

「あんなに つらいことがあったのに」
という1言と病院でドクターとお母さんが話しているような挿絵がある


そこで号泣してしまう

そこから読み取れることが何を意図してるかはわからない

もしかしたら
子供に病気が見つかったのかも
夫に病気が見つかったのかも
自分に病気が見つかったのかも

流産や死産
不妊治療が悲しい結果になったのかもしれない

その挿絵ひとつで色々想像出来る

私は
不妊治療をして息子と娘を授かったので
あの頃の自分と重なってしまい
号泣してしまった

不妊治療についてはもっといつか詳しく書きたい

終わりの見えない戦いとか絶望とか希望とか
たくさんの気持ちを経験した


最後はクスッと笑える絵本なのだが
とても泣ける

止めることの出来ない成長は
嬉しいことであるんだけど非常に寂しくもあり……

もうその瞬間の君には出会えない。と思うと泣けるのよね

赤ちゃんの頃の息子にはもう会えないように

また会いたいな。とどうしても思ってしまう


息子と一緒に読んでいたら

やはり泣いてしまった

号泣
登園前の朝から

なんでそんな忙しい時間に読み始めてしまったのか…

あまりの号泣っぷりに、息子ドン引き


え???なに???

ママ……変だよ………?

もう…読まないで。読むなら一人で読んでね。


とまで言わせてしまった
3歳の息子に


というわけで

あんなにあんなに
を読むときは

一人で読みましょう

泣きたい夜とか
喧嘩して仲直りできずに子がぐずったまま寝静まったあととか
誕生日とか入学式、卒業式の前夜とか

本屋での立ち読みは
オススメしません

不審者と間違えられます



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