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    元気になりたいときに。過去の私から今の私へ、今の私から未来の私へ。

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    しいたけ.さんの心に響いた記事たち。

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その右手には

仕事帰り、スーパーに寄って買い物をした。 スーパーを出ると灰色の雲が出ていて、今にも雨が降り出しそうだった。「家まで何とかもってくれ」と願いながら急ぎ足で帰る。 横断歩道を渡ろうとしたら、信号が点滅し始めたので慌てて走った。ふと目の前を見ると、男女のカップル。2人は手を繋いで走っていた。 私の右手には買い物袋。彼女の右手には彼の左手。  今週の食料を握る私と、今日、いやおそらくもっとずっと自分のそばにいてくれる人の手を握る彼女。 なんだか寂しくなった。 でも、「私

    • 作りたいレシピには、癒しがある。

      私は料理が「好き」か「嫌い」かで聞かれたら「嫌い」の方に傾くほうだし、やっぱり苦手だ。 それでも、食事は毎日しなきゃいけない。食は生きることのベースだ。外食は好きだし、スーパーやオリジンやコンビニで買うお惣菜も好き。(オリジンは神) ただ、美味しくてもずっと食べていると飽きる。胃も疲れてくる。 「料理は面倒だけど、体にいいもの食べたいなぁ、買ったものじゃなくて手づくりの味が食べたいなぁ」と思い、何とか頑張って自炊しよう、と漬物石みたいに重くなった腰をあげる。せめて、少しで

      • 日々の営み、生活こそが最も貴いと感じる今日この頃。ただ、あとはその平凡な日々を共に歩むパートナーが欲しい……それだけなんだけどな、私の欲しいものは。

        • 忘れないように

          立て続けに書いてしまうけど、忘れないように、書き残す。 やっぱり、不運が重なる時はある。 何で私ばかりこんな目に、どうして……と思うこと。 頑張ってきたはずなのに報われず、他の人ばかりうまくいき(そのように見える)、自分だけがうまくいかない。 後悔も罪悪感もたくさんあって、どんどん自分を責める。 不運だ、と嘆きながら、こうなったのは私が全部悪いからと思ってた。 もうこれなら、生きていても…… 正直、終了ボタンを押しそうになったこともある。どんな言葉も心に響かず、もう、本当

        その右手には

        • 作りたいレシピには、癒しがある。

        • 日々の営み、生活こそが最も貴いと感じる今日この頃。ただ、あとはその平凡な日々を共に歩むパートナーが欲しい……それだけなんだけどな、私の欲しいものは。

        • 忘れないように

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        記事

          思い込みを解く

          本当についさっき、気づいた。 私は自罰的なところがある。 自分は○○してしまったから、バチがあたる、そのぶん苦労しなければいけない、良い人間になるためにはもっと努力して、苦労して、苦しみや悲しみを味わい、自己犠牲しなければ、私は永遠に未熟で、幸せにはなれない……苦しみを避けて幸せになろうだなんてムシが良い…… 書いている今この瞬間ですでに思うけど、そこまで自分を追い詰めなくても、というほどに自分に厳しい。 でも心のどこかで、修行しなければいけない、苦労しなければ、と思

          思い込みを解く

          ここ半年くらいずっと非常事態をなんとか這いつくばって生きていてたのだけど、ようやく穏やかな日常を取り戻しつつある。本を読んだりnoteを書くゆとりも出てきて嬉しい。

          ここ半年くらいずっと非常事態をなんとか這いつくばって生きていてたのだけど、ようやく穏やかな日常を取り戻しつつある。本を読んだりnoteを書くゆとりも出てきて嬉しい。

          アートの力、場の魔力

          美術作家・白水麻耶子さんの展示を見るため、高円寺の絵本屋さん、えほんやるすばんばんするかいしゃに行った。 森のようだ、と思った。 お店の奥にある展示スペースに入るとはっきりと「別世界に入った」と感じた。 白水さんの描く白い犬のような、馬のような不思議な動物たちに迎えられる。彼らは神様のようにも見えるし、人が獣に姿を変えたようにも見える。畏怖と、あたたかさを感じる不思議な感覚。 人間の世界とファンタジーの世界の境界線が曖昧になった空間にいるようだった。 柔らかな照明と、

          アートの力、場の魔力

          六畳の夢と自由

          小さい頃は、夢と現実の境界線があまりなかったように思う。 夢は現実の中の一つというか、現実の“別の形”として夢がある。そんな感覚。 どちらが良いとか悪いとかもない。 小さい頃はお人形遊びが好きだった。 お気に入りの人形やぬいぐるみと私は友達で、私は彼らといろんな旅をした。ある時は白い布団の雪山を探検し、ある時はたんすの隙間の秘密基地で会議をした。畳のへりに電車を走らせ、街を作った。押入れの洞窟探検は一番の大冒険だった。 私は何者にもなれて、その中のどれも、現実の私の中

          六畳の夢と自由

          過去も未来も、どちらも片想いみたいだな。未来は勝手に期待したり絶望したりする。過去は変わらない事実のようでいて実は曖昧で、同じことでも時と場合で良く感じたり悪く感じたりする。記憶は容易く変化する。

          過去も未来も、どちらも片想いみたいだな。未来は勝手に期待したり絶望したりする。過去は変わらない事実のようでいて実は曖昧で、同じことでも時と場合で良く感じたり悪く感じたりする。記憶は容易く変化する。

          なんとも言えない孤独感、心許なさ…みんなはどうしてるんだろうか。何となくだけど、身体と向き合うことで緩和されていく(もしくは無くならなくても付き合い方がわかる)のではと思っている。ヨガ、ピラティス、フェルデンクライスやアレクサンダーテクニークも気になっている。あと踊りたい…

          なんとも言えない孤独感、心許なさ…みんなはどうしてるんだろうか。何となくだけど、身体と向き合うことで緩和されていく(もしくは無くならなくても付き合い方がわかる)のではと思っている。ヨガ、ピラティス、フェルデンクライスやアレクサンダーテクニークも気になっている。あと踊りたい…

          世間の土俵を降りたい、という感覚

          土俵から降りたい、と思う。 土俵というのは、「世間一般の価値観」や「常識」みたいなもの。 世間がしているカテゴリ分け、ランク付け、評価。あるものがいいとされ、そこを目指すことが当たり前とされていること。 そういう世間の物差しで自分を評価されていることが怖い。いや、本当に怖いのは、そう言いながらもその物差しを手放せない自意識だと思う。 世間一般の土俵で闘うことに疲れているし、闘う意味に疑問も抱いている。おそらく、土俵を降りたら色々楽になるだろうなとも思う。 でも、今度

          世間の土俵を降りたい、という感覚

          自分を信頼するって本当に難しい。

          自分を信頼するって本当に難しい。

          自分で自分を大切にしてあげること、自分を好きでいてあげること、それはとても大切なことで。でも、自分だけで満たせないものはどうしようか。結局のところ、自分で自分を満たしてあげる力と、他者とのつながりを感じられること、人生で大事なことはその二つくらいなんだろう。

          自分で自分を大切にしてあげること、自分を好きでいてあげること、それはとても大切なことで。でも、自分だけで満たせないものはどうしようか。結局のところ、自分で自分を満たしてあげる力と、他者とのつながりを感じられること、人生で大事なことはその二つくらいなんだろう。

          全ては「特別が欲しい」という気持ちなのかもしれない。私だけ、私だから、という特別感。私が私であってよかったと思いたいし思わせて欲しいのだろう。あなただから、と言って欲しいのだ。

          全ては「特別が欲しい」という気持ちなのかもしれない。私だけ、私だから、という特別感。私が私であってよかったと思いたいし思わせて欲しいのだろう。あなただから、と言って欲しいのだ。

          やっぱり「満足」を目指したらいけないんだろうな。より良くしたいという思いは大事だけれど、いつまでも満たされない底の抜けたバケツ状態になると辛くなる。

          やっぱり「満足」を目指したらいけないんだろうな。より良くしたいという思いは大事だけれど、いつまでも満たされない底の抜けたバケツ状態になると辛くなる。

          「報われたい」という気持ちの扱いに悩む。「どうして報われないんだろう」という感情が悪化していくと「報われなければおかしい」「私は報われるべきだ」となり、モンスターになってしまう。私はモンスターになりたくないよ。

          「報われたい」という気持ちの扱いに悩む。「どうして報われないんだろう」という感情が悪化していくと「報われなければおかしい」「私は報われるべきだ」となり、モンスターになってしまう。私はモンスターになりたくないよ。