見出し画像

資生堂、ブランディング戦略転換期か

みなさん、こんにちは

大槻亮太です。

世の中のすべての企業にとって、今の行動のひとつひとつが
この先何十年の経営状況に大きく影響を与える時期です。

そんな中、国内化粧品メーカー最大手の資生堂が動きを見せています。

私は新卒で化粧品メーカーで勤務していた経験もあり、
美容系の動向が気になるところがありますw

画像1

資生堂は、シャンプーやスキンケア商品など、日用品事業の売却を検討しているようです。

売却の対象は、ヘアケアブランドの「ツバキ」や「ウーノ」、スキンケアの「専科」など、主にドラッグストア向けの低価格帯の商品です。

この商品での資生堂全体の売り上げは1割弱を占めます。

ヨーロッパ系の大手投資ファンド、CVC・キャピタル・パートナーズへの売却を検討しているようです。

売却額は明かされておりませんが、1,000億円を超えるとみられています。

コロナウイルスという流行病によって、
化粧品の販売が苦戦、高価格帯の商品に経営資源を集中する戦略のようです。

今後、資生堂の商品イメージはより高価格の化粧品であると、
大きくブランディング戦略も変換していくことでしょう。

危機的状況を脱するだけでなく、それを逆手に更に先をみたブランド戦略が功を奏するのか。
今後の動きに注目していきたいところです。

ピンチはチャンスとはこのことですね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
気になる格言
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「やっておいてよかった」「やっておけばよかった」僅か二文字の違いだけれども、その差はどこまでも大きい
鍵山秀三郎(イエローハット創業者)

やった後悔よりも、
やらなかった後悔の方が大きいといいます\(^o^)/

やっておいてよかった、
と言える人生がいいですね♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?