いぬがロケットに

いぬがロケットに

昔、月の姫に片想いする王がいた

王は手紙を月に届けるために
月に行こうとしてたが
家臣に止められる


ある日、野良犬を拾い、
ロケットに改造することにした
もちろん、飼うことを条件に

犬は改造されて
胸にエンジン、前と後ろの足にブースターをつけられた。

王は犬に手紙を託して
ふろりだの発射台におくり

月に向けて発射、見送った

犬は月につく
姫を探したが、月の姫は
年老いて寝たきりになってた

犬は手紙を
渡すが、
姫は読んで紙飛行機にして
遊んだ

そして、王に
またね、言うようにと言うよう
犬に伝えた

やる気なさそうだった。

どうしようもないので
犬は月を食べて、かみついた
月の欠片を
姫からの贈り物といって
戻ったとさ

めでたし めでたし。


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