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ビジネスに使える心理学

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仕事につかえる系(主にリーダー向け)の心理学・脳科学的な記述を集めました。
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#モチベーション

世の中の役に立っていると感じるとき、人は進んで働く

世の中の役に立っていると感じるとき、人は進んで働く

一言でいうと

自分の今の努力が人の役に立つと感じると、前向きな行動が増える

活用シーン組織マネジメント、会社経営(ミッション)、社員教育、モチベーションアップ

内容デイヴィッド・イェーガーとデイヴ・パウネスクの実験

高校生に2つの質問をします。
質問1
「どうしたら世の中はもっと良くなると思うか?」
質問2
「今学校で習っている事の中で、そのために役立ちそうなことはあるか?

この質問を受

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2.ご褒美はやる気をなくさせる?

2.ご褒美はやる気をなくさせる?

有名な心理実験がある。
これはご褒美を与えたのに、ヤル気のなくなった子供の話だ。

子どもたちを集め、三つのグループに分けて、お絵かきをしてもらった。
Aグループは「お絵かきをしたらご褒美をあげる」とつたえ、約束通りご褒美を与えた。
Bグループにはご褒美の話はしなかったが、お絵かき後、ご褒美を上げた。
Cグループには、ご褒美の話もせず、実際にご褒美も上げなかった。

数週間後、同じ実験をこの3つの

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1.モチベーションはどこからやってくるのか?

1.モチベーションはどこからやってくるのか?

会社経営において、社員のモチベーションを上げたい、というニーズは高い。
とはいえ、モチベーションと言っても求める状態は様々なものがあるのではないだろうか?

たとえば、会社の営業チームがやれと言われたことを、ひとこと言えばやる状態。とにかく上司が言ったことを、忘れず、むらなく、漏れなくやる。

次によくある要望は、活気に満ちあふれて、エイ、エイ、オー!ってかんじで盛り上がる状態。

そのほかには、

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