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#081 「ご機嫌な習慣」(松浦弥太郎著)を読みました。【プランナーの本棚】

本屋さんの新刊本のラインアップに並んでいた「ご機嫌な習慣」。
松浦さんの新刊だーと思わず手にとってしまいました。

まずわたしの好きなマットな手触りの表紙がお気に入り。わたしは、紙媒体のディレクションをしてたのですが、マットな紙質を好んで選択する傾向があります(もちろん媒体特性を掴んでですが)。まず、マットな紙質は品がでるんですよね。落ち着くイメージって感じでしょうか。そんなことはさておき。

内容は、短編で、すごく読みやすいです。読売新聞の夕刊で連載されていた「松浦弥太郎の暮らし向き」をまとめてあるものです。

松浦さんの日常の過ごしかたがひとつひとつ綴られている中から、気に入った章をご紹介。

◆心の作法
ベットの中で「今日も一日ありがとうございました」と言葉にすること。

ありがとうを言葉にすること、意識的にきょうから実践したいと思います。

もうひとつ、ライターさんが意識しておくライティング術。

◆文章のこと
花村安治さんが残した実用文十訓
一、やさしい言葉で書く。
二、外来語を避ける。
三、目に見えるように表現する。
四、短く書く。
五、余韻を残す。
六、大事なことは繰り返す。
七、頭でなく、心に訴える。
八、説得しようとしない(理詰めで話をすすめない)。
九、自己満足をしない。
十、一人のために書く。

やさしい言葉で書くというのは、わかりやすさを追求していると思う。見えかた、読みかたまで意識しないとね。きほんのことがたくさん。

まいにちの暮らしを心落ち着けつつ、ていねいに生きていくこと心構えがたくさん載っているので、生活を見直すためにもおすすめです。

プランナー、コピーライター。生活者に寄り添い、ファンをベースとしたプランニング、広報支援致します。2017年加西市制50周年キャッチコピーに選ばれました。「ともに創り、ともに育む。」さとなおオープンラボ関西二期生。広告・カフェ・北欧・紙モノ♡地域遊びとローカルメディアも挑戦中!