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スープ・レッスン season2 秋

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cakesに連載した『スープ・レッスン』から、秋のスープ18品を2022.9月から2022.11月の間にこのマガジンにまとめていきます。更新は基本的に週に2回。
1本で買うと300円ですが、マガジンを1回買うと18レシピ全部読めます。冷蔵庫に入っている食材から…
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2022年9月の記事一覧

ほくほく、カリッとおいしいじゃがいものスープ

おいしいじゃがいもを、スープにアレンジ!今回のスープに使う野菜はじゃがいもだけ。量もそんなに多くありませんし、スープ自体もだしをかけただけのシンプルなものです。けれど、角切りのフライドポテトでスープにもコクがつき、食べごたえが出ます。 フライドポテトといっても、じゃがいもを小さく切るので火の通りもよく、使う油も少量におさえられます。じゃがいもの風味がより際立つ、楽しい食べ心地のスープです。ちょっと小腹がすいた時にもよいものです。 食卓の準備をしてしまってから、じゃがいもを

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秋のきのこを、ほうじ茶の香ばしさで食べるスープ

この記事は有料設定されていますが、公開から2日間は無料で読めます。 ほうじ茶の香りがきのこのうまみを引き立てるきのことお茶という、意外な組み合わせのスープ。想像がつかない!と感じるかもしれませんが、香りよし、うまみよし、それでいながら日常的で、ほっとする一皿です。 「きのこ鍋」と呼びたくなるほど、きのこをたっぷり使います。しめじ、まいたけ、エリンギ、3種類のきのこをかけ合わせることで、うまみや香りが増幅されます。 きのこのうまみがほうじ茶に溶け出したスープは、滋味ぶかい

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甘くて、ほくほくなにんじんのしりしりスープ

この記事は有料設定されていますが、公開から2日間は無料で読めます。 甘くて、ほくほくなにんじんのおいしさに目覚めるスープ沖縄の郷土料理に「にんじんのしりしり」という料理があります。千切りにしたにんじんの炒め物で、「しりしり」とは野菜をスライサーですりおろすときの音だそう。 卵やツナを入れて仕上げるのが一般的なしりしりのレシピですが、今回はにんじんだけで作ってスープへと展開しましょう。 このうえなく甘く、千切りなのにほくほくした食感があって、にんじんがこんなにおいしいなん

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しゃきしゃきチンゲン菜の酒塩スープ

チンゲン菜を、酒、塩、ごま油のシンプル調理でステーキやローストビーフなど塊の肉は、肉をたくさん食べた気分になれますね。野菜も同じで、まるごと、そのままの姿に近い形で出てくると、ガツンと食べた!という満足感があるものです。 今回の主役はチンゲン菜。春や秋などおだやかな気候に露地ものが増え、晩秋にもっとも美味しくなります。 クセがなく、野菜炒めなど他の素材と組み合わせることも多いチンゲン菜を、単独で使い、シャキシャキした歯ごたえと爽やかな風味をたっぷり楽しみましょう。 とても

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ほくほく和む、食べごたえたっぷりの簡単豚汁。

お酒にもごはんにも合う豚汁は、ボリューム感を重視。ごぼうの旬は、11月半ばから12月にかけて。この時季のごぼうは土の香りがして、うまみを嚙みしめるようなワイルドなおいしさがあります。 そんな旬のごぼうを、定番の豚汁で味わいましょう。普段は他の素材を邪魔しないよう、ささがきや斜め切りで豚汁に入れることの多いごぼうですが、今日はコロコロに切って歯ごたえも楽しみます。ソテー用の厚切りの豚を使ってボリュームたっぷり、シンプルながらメインのおかずにもなる豚汁です。 素材が少ない分、

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すぐ温まる、ビールとパンのスープ

この記事は有料設定されていますが、公開から2日間は無料で読めます。 ビールとパンのうまみを利用して作る、簡単スープ 残業をして仕事から帰って、何か温かいものでお腹を満たしたい。そんなときに、短時間でできて、炭水化物も入って、体もしっかり温まるスープがあります。 さあ、まずはプシュッとビールを開けましょうか。 その、開けたばかりのビールを使うレシピです。ゴクゴク飲み干すときはあまり感じないかもしれませんが、ビールには麦の持つ、深いうまみと香りが詰まっています。それを利用す

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【スープ・レッスンseason2.秋】もくじ

※この記事は有料設定されていますが、最後まで無料で読めます。 スープの恋しい季節になりました。cakesの連載を移した「スープ・レッスン season2.秋マガジン」は、秋のおいしい食材で作れる、18レシピです。内容のご紹介はこのもくじをご覧ください。 ※スープのタイトルについた日付はcakes公開日です。 ①4種のきのこのスープ 2016/10/17  ②茶節 2016/10/3  ③ビールとパンのスープ 2016/11/14 ④ごぼうと豚肉の豚汁 2016/11

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究極のインスタントスープ “茶節” は二度おいしい

この記事は有料設定されていますが、公開から2日間は無料で読めます。 これはスープか、それともお茶か。昔ながらのスタミナドリンクそろそろ肌寒くなり、温かいものが恋しくなってきましたね。今日は旬の野菜ではなく“かつお節”を使った、1分もかからずに作れるスープです。その名も、「茶節」。 かつお節の名産地である、鹿児島・枕崎のかつお節屋さんに教わった食べ方です。鹿児島ではこの茶節を、疲労回復や二日酔いに効くスタミナドリンクのような感覚で、日常的に飲んでいるとのことでした。かつお節

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万能の常備菜で、食べごたえある秋のスープを。

冷凍保存もできて使いまわせる万能のスープベース「当座煮」ふだん、作り置きというものをあまりしない私ですが、きのこだけはまとめ買いすることがあります。というのも、このスープのベースとなる、“きのこの当座煮”がとんでもなく便利だからです。 “当座煮”とは、濃い目の味付けの煮物のこと。スープはもちろん、サラダやパスタに混ぜても、ハンバーグや湯豆腐にのせても、そのままごはんのお友にも。 冷蔵庫に入れて3~4日は平気で持ちますが、何より冷凍保存が効くのが良いところ。休みの日に作ってお

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