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しゃきしゃきチンゲン菜の酒塩スープ

今回の主役はチンゲン菜。秋においしくなるチンゲン菜を、単独でまるごと使い、シャキシャキした歯ごたえと爽やかな風味をたっぷり楽しみましょう。スープ作家の有賀薫さんによる、旬の野菜をたっぷり食べるベーシック・スープのレッスンです。

この記事は2017年のcakes連載の再掲です。

チンゲン菜を、酒、塩、ごま油のシンプル調理で

ステーキやローストビーフなど塊の肉は、肉をたくさん食べた気分になれますね。野菜も同じで、まるごと、そのままの姿に近い形で出てくると、ガツンと食べた!という満足感があるものです。

今回の主役はチンゲン菜。春や秋などおだやかな気候に露地ものが増え、晩秋にもっとも美味しくなります。
クセがなく、野菜炒めなど他の素材と組み合わせることも多いチンゲン菜を、単独で使い、シャキシャキした歯ごたえと爽やかな風味をたっぷり楽しみましょう。

とてもシンプルな一皿ですが、食卓でたらすごま油がアクセントになって、一人で2株でも食べられそうです。

チンゲン菜の酒塩スープ

材料(2人分) 所要時間約10分

チンゲン菜 2株
昆布 5cm
日本酒 100mL
塩 小さじ1/2
水 300mL
ごま油 一人小さじ1ぐらい

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読んでくださってありがとうございました。日本をスープの国にする野望を持っています。サポートがたまったらあたらしい鍋を買ってレポートしますね。