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先生紹介⑧人生に迷った、でも今は教育の光が指す方へ【森寛暁】

⚠️子どもにも先生にも、よい授業を目指して⚠️

どうも。元教員のかおるこです。

さて、今日は先生紹介企画の第八回目!
森寛暁(もり ひろあき)さんです↓

【森寛暁さんってどんな人?】

バーテンダーやミュージシャンを経たのち、31歳の時に教師を志す。現在、高知県の公立小学校教諭2年目。

【どんな活動してるの?】

・若手教員の集まり「1からはじめる算数授業研究会 -高知-」を主催。
・算数の全国授業研究大会で最優秀賞受賞し、2019年に本を出版。
・「小鳥もも」のペンネームで小説も執筆。
(詳細は全て後に貼ります)

【なんでそんなことしてるの?】

「よい授業とは何か?」を問い続けていきたい、「先生方が疲弊しないように、横のつながりを大事にしたい」という思いで、発信活動をされているそう。

【森寛暁さんはこんな人におすすめ】

・「よい授業とは何か?」を問い直してみたい方
・若手教員の仲間を探しておられる方
・算数の授業について学びたい方
・高知県や四万十川に親しみを覚える方

【私が思う森寛暁さんの魅力】

●誰一人置き去りにしない授業づくり
森さんの算数の授業の記事を読んだ時、「この人は勇気と忍耐力のある人だな」と思いました。

というのも、森さんの授業の中心は「分からないたった一人の子」だからです。

通常、教員は全員が理解するまで教えたいと思いつつも、時間的制約があるため、クラスの大半が理解すれば次の内容へ進むことが多いと思います。(私もそうでした)

しかし、森さんはクラスに分からない子が一人でもいれば、立ち止まります。
(これ、かなり勇気がいることです。)

そして、そのたった一人の子の疑問にクラスみんなで向き合わせる。その子が納得いくまで待つ。(これ、ほんとに忍耐力いります。)

森さんの授業スタイルは

「教師がしっかり伝えないと子どもには伝わらない」ではなく、「子どもには子どもの言葉が響く」と捉え直す

ことから生まれたようです。

子どもたちがワクワクしながら、対話を通して学びを深めていく様子を、森さんの記事でぜひご覧ください。↓


●先生の心にも寄り添う
森さんの「誰も置き去りにしない」という思いは生徒だけでなく、先生方にも及んでいます。

森さんが書かれている小説には、新任の先生が出てきます↓

「それで、ちゃんと相談相手はいるのか?」
その瞬間、わたしはまた口を開けて固まってしまった。頭の中で、相談相手を探した。彼氏、いない。家族、心配かけたくない。同期、みんな忙しそうで。初任者担当教員、もういない。学年主任の先生、レベルが段違いで。管理職の先生、なかなか本音で言えない。わたしは自分がこんなにも気を使う人になっていることに、今初めて気づいた。

こういう先生、多いと思います。
そして、きっとこれは森さん自身の過去の体験でもあるんだろうなと。だからこそ森さんは、悩みを相談したり、一緒に勉強できる教員同士の横のつながりを作ろうと活動されているのだと思います。

森さんの活動の根底にあるのは、

子供も先生も、一人ぼっちにしたくない

という思いなのではないかと、記事を読んで私は思ったのでした。


(余談)
音楽という言語以外の表現活動をしてきた森さんは、言葉に出来ない子供の心を存分に感じとり、それを掬い上げていける先生なんだろうなぁ…と完全なる想像で思ったのでした。


というわけで、
先生紹介企画の8人目は、
「子供も先生も、一人ぼっちにしたくない」ミュージシャンから小学校教員に転身された森寛暁さんのご紹介でした!


森寛暁さん、これからも応援しています😄


ご本人のオススメ記事↓

森寛暁さん主催の研究会↓

森寛暁さんの著書↓

森寛暁さん(ペンネーム小鳥もも)の小説↓

森寛暁さんのHP↓


先生紹介企画の詳細はこちら↓

(応募は締切りました!たくさんの先生が手を挙げてくださって嬉しかったです😄)

この企画は、先生の応援と先生同士の交流を目的にしているので、気になった先生がいたら、どんどん絡みに行ってくださいね。


皆さん喜ばれると思います!


これまでの記事をまとめたマガジンはこちらです↓

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先生紹介企画も、残り2名となりました。

更新はのんびりですが、最後まで見守って頂けたら幸いです。

では、また😄





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