恵みのふるさとは心豊かな気持ちにさせてくれる

生徒さんが作品に取りかかる前に何を描くのかを
話し合う時間を設けています。
・こんなに素敵な風景を、こんなにかわいいペットを絵にしたい。
・こんなに哀しかった思いを、絵に残しておきたい。
・こんなに嬉しい事を、みんなに伝える為に絵にしたい。
それぞれの想いや感動や想像があって、モチーフは決まって来ます。
そんな想いのこもった生徒さんの作品を、
ご紹介していきたいと思います。 　　　　 　　　　　若林　薫

ふるさとの秋　　F8号（45.5×38.0）㎝　　アクリル画　　MKさん

ふるさとは野菜に果物
なんでも良く育つ肥沃な土地です。
中でも、桃は全国2位の生産量が有り
地元はもちろん全国各地へ出荷されます。

稲作も盛んな土地なので
おいしいお米をお腹いっぱい頂けます。
黄金色に染まった稲穂を刈り取る人々の
笑い声も聞こえてきそうです。

秋空にそびえる磐梯山の雄姿。
その裾野には満々と水を湛える猪苗代湖が有ります。
夏には涼を求めて水遊びも楽しめるところです。
畑には柿や梨に栗にブドウ、
白い指先に染まる紫色の甘い香りに包まれて
恵みのふるさとは心豊かな気持ちにさせてくれるのでしょう。
 
作者も少しのんびりとした雰囲気を持った優しい人柄です。
今回の作品は
そうした実りの豊かなふるさとを
思い出しながら描いています。
 
画材のアクリルガッシュは不透明絵の具ですが、
あえて透明画法で描いています。
画面中央の色鮮やかな部分から外へ2段階を半透明で描き
ノスタルジーを感じさせる作品に仕上がっています。
 
 
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　絵画講師　若林　薫　評

あなたの心の中のふるさとは・・・？

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スキをたくさんいただきました。皆さんありがとうございました。

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アトリエ展のお知らせ

アトリエの生徒さん達の展覧会です。
日頃教室で描いている作品の中から展示発表いたします。
様々な技法を駆使し、自分の描きたいと思ったものを発表いたします。
今回は　サムホール（22.7×15.8ｃｍ）～Ｓ20号（72.7×72.7ｃｍ）まで
70数点になります。所狭しといった感じになると思いますが、
楽しく笑顔になるような作品達が並びます。どうぞお出かけください。
※午後2時以降毎日会場にいます。

会期：2023/1/24（火）～1/29（日）10:30am～5:30pm
　　　（初日 1：30pm～ 最終日 4:00pmまで）
会場：元麻布ギャラリー平塚（東横イン1F）

「作品をご覧頂きありがとうございました。気に入って頂けましたら、
スキ・コメント・フォローなど頂けますと創作活動の励みになります。
よろしくお願い致します！」