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ライターとして”書く”に向き合った私が体験した学びたち③ <中村洋太さん編>

ライターとしての学びたちシリーズを最後に投稿してから、だいぶ間があいてしまいました。久しぶりに投稿をします。

産後しばらくお休みしていたライター業。2020年に再開したものの、自分の実力不足に悩み、一人の書く者としてどうしたらよいのか迷走をしてきた私。

そんな私が”迷走から脱したい" 、“書くことに向き合いたい”、と数々の講座や体験し、一歩踏み出すために奮闘した記録をシリーズものとして綴っています。

今回はライター中村洋太さんのライターコンサルについてです。

▼第一弾はこちら▼

▼第二弾はこちら▼

Webの海で、どう泳げばいいのか分からない


私が初めてライターとして活動を始めたのは、2014年のこと。紙媒体での取材記事でした。それから時を経て、媒体は休刊。私がライターを始めてからおよそ10年弱の間に、紙媒体はじわじわと減少傾向になっていました。一方でグンと飛躍したのはWebメディア。

関わっていた媒体の休刊を契機に、自分がライターとして復帰するためには、Webでの場所を作っていかないといけない。そう思い始めて、2020年からWebメディアでのインタビュー記事の執筆にチャレンジすることになります。

ところがこれまで自分の知っていた勝手や作法、ルールやテキストのボリュームなど、全く違う……!それに周囲の人たちはSNSを上手に使い、告知・関係作り・アピール・営業などを行なっている様子。

これまでは全く無縁だった世界。あらゆる出来事の勝手がわからず、これから自分のキャパシティを広げていくにはどうしたらいいのだろう……。そんな時に出会ったのがフリーライター・エッセイストの中村洋太さんでした。

コンサルは1対1 講座というより、まるでコーチング


中村さんは、朝日新聞やダイヤモンドオンラインなどの大手メディアで、ライター・エッセイストとして活躍されているベテランライターです。他方、初心者ライターを中心として、コンサルの提供をしています。

具体的なコンサルについては多くの方が紹介しているため、ここでは少しにとどめたく思いますが、中村さんのコンサルは、大きな宣伝をしていません。しかし、熱意ある生徒さんがたくさん集まっており、その生徒数は今や100人以上だそう。

生徒各々の持つ課題や悩みを中村さんと共に、1対1で解決していく。学習塾で言うところの個別指導形式になります。

初回セッションでおこなっていることや、どういう人におすすめかなど、中村さんご自身が記事の執筆もされています。

より興味を持ってくださった方には、こちらの記事がおすすめです▼

初めて私がコンサルを受けたのは2021年3月のこと。それから2022年12月の現在まで、かれこれ約2年弱。不定期ながらも継続的に中村さんにはお世話になっています。

中村さんのコンサルの良いところは、オーダーメイドであるところ。
他のライター講座のように集合講座や、座学式のものとは異なります。

コンサルの際に指南を受ける、あるいは相談をするテーマは毎回異なり、その時々のコンサル時間も全く違います。

例えばある人は、記事の添削をしてもらう。別の人は、SNSのプロフィール文を添削してもらう。さらにはどんな記事を書いていきたいか脳内整理のために伴走してもらう。など……。正解はありません。

また中村さんとの関わり方も、人それぞれです。
1回お世話になりそのまま卒業された方や、月に数度もしっかりコンサルを受けている方、私のように不定期で、でも継続的にお世話になっている人など。

強制もないし、自分のペースを選べることも魅力の一つと言えるかと思います。

私にとっての中村さんとの関わりは、壁打ち相手になってもらうこと

私もコンサルの初年度は、記事の添削や、企画書のブラッシュアップ、SNSの整え方など、コンサル生の皆さんが一通り気になって、教えを乞うであろうことを指南いただきました。

加えてSEOについての知識がなかった私は、中村さんにSEOの存在についてや、Web業界の潮流なども教えていただけたことは違いを知る上で大切な出来事でした。

もちろん教えていただいたことは、どれも貴重で今の私を作っていると言っても過言ではないのですが、もっとおすすめしたいことをここに記します。

それは中村さんに壁打ちの相手になっていただくことです。

壁打ちとは、つまりアイデアのブラッシュアップのために、ブレーンストーミングするということ。中村さんはその相手ということです。

企画のアイデアももちろん、例えば自分がどのような手段で、どんなジャンルの文章を執筆していきたいのか。今後どんな進路を広げていきたいのか。など、私は主に戦略性の部分についてアイデアを広げたくてご相談することが多いです。

フリーランスは一人で考えて、一人で行動をするため時に孤独を伴います。

だからこそ、技術はもちろんですが、アイデアや思考、戦略を誰かと話して整理することは必要だなと痛感しています。

もちろんビジネスコーチングのような形でライターに限らず多様な方に提供するサービスはあります。

ですが、やはりライターの気持ちや背景を汲み取ってくださり、さらには技術的な面もサポートくださる。こうした唯一の寄り添いをしてくださることが中村さんに長くお世話になっている所以だなぁと感じる最近です。

つまり何が言いたいかというと、ライターという仕事をしていく上で、技術だけではなく、気持ちや思考の整理ができる時間や相手は欠かせないなって、気づけたことでした。

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