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そうだ、双極性障害で生こう。

タイトルにした通り、私が『双極性障害』であることに折り合いをつける事にしたのは、
20歳の時にパニック障害になってから約20年も経った40歳になってからだった。
(現41歳)

こうやって改めて20年と打ったらゾッとする。
時間感覚がどうなってたんや…とガクゼン、的な気持ちになるけど、
時は戻せないし、そういう人も少なくないのがこの『脳病』の一種である
双極性障害の難しいところでもある、らしい。

今考えると確かに、あれは躁鬱の症状だった、と思う節が多々ある。
自覚することほど難しい事はない。
自分のことが1番見えないのだから。

そんなこんなで紆余曲折生きてきたのだけれど、
30歳の前半に人生最大にこじらせにじらせた恋愛をキッカケに、
薬の存在が心底嫌になり、民間のカウンセラーを渡り歩き、
心理系のセミナーなんかにも行き始めたりして、
自分でどうにかしたい!と思い仕事も薬も勝手に辞めてしまった時期があった。

その時は自分が双極性障害という事も認められず、薬なんかなくたって
生きていける!と、人生最低値な癖に思って、
家族にサポートをしてもらいつつ過ごしてみるも
うまく行くわけもなく。

仕事もままならず何年か経った数年前、気がつけば
周りの人間関係もどんどん希薄になっていってたし、
いきなり始めたランニングで身体も壊し、
挙句、ある冬の寒い日の強風に煽られパニック発作が再発。

その時に初めてこれはやばい。
とやっと気付いて、今通っているクリニックの門を叩いた。

その時診断を色々してもらい、
先生に「こちら側のチームですね」と判を押され、
やっと認めざるを得なくなってしまった。

今でもピッタリ合う薬を模索中だから、完全に折り合いがついたのかと
言われたらナゾだけど、自分がそういう特性がある事だけは腑に落ちた。

そこから数年経った今、そんな人生の死の時期に最高のパートナーと出会って
結婚までしたのだから、人生の上り坂、下り坂、マサカを絶賛体感中。

これから自分の日々や過去も含めてツラツラ綴ろうと思う。

もし読んで下さった方がいらっしゃいましたら、心からありがとうございます。
一緒に誰かと希望を共有できたりしたら最高です。

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