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今シーズン3回目のアーティチョーク、ラザニア

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

レッドゾーン指定3日目のシチリアです。 と言っても別に今までとは生活環境変わっておりません。 昨日の日曜日、混む前に・・・と出掛けたスーパーは予想通り人が少なく、サクッと買い物を済ますことができました。 ドイツ系スーパーへも行き、例の「柔らかキャベツ」をゲットしました。 まだ切っていないので、どのくらい柔らかいかはわかりませんが、形的に少し平べったいタイプのキャベツなので、多分大丈夫でしょう。 そうあって欲しい。

昨日のランチは買って4日目くらいになったアーティチョークの消費を考えました。 フリットにするのも美味しいのですがそれだけでは食事にならないし、リゾット? とか考えながら買い物をしていたわけですが、スーパーの冷蔵庫にラザニア用の生パスタが陳列しているのを見て、「これだ」と。 ラザニアにしましょう。

具は玉ねぎ少々、アーティチョーク、ハムです。 アーティチョークとハムって、結構相性いいと思っています。 例によってフライパン一つでベシャメルまで全部作ってしまいます。 刻んだ玉ねぎ、下処理したアーティチョークを炒め、バター、小麦粉を加えてから牛乳。 塩は適当に、最後にナツメグはたっぷりと。

グラタン皿にバターを塗って、パスタ、アーティチョーク、ハム、パルミジャーノと重ねて行きます。 そしてオーブンへ。 アーティチョークの下処理に少々時間がかかるのと、その後手が真っ黒になってしまうのがたまにキズです。 黒くなると取れないんですよ、特に爪の間が黒くなると・・・。 そして今そんな状態です。 出掛けないし、人に会わないから良いんですけどね。

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アーティチョーク、4個あったのを全部使ったので、かなり具沢山気味のラザニア の出来上がりです。 ラザニア用のパスタは「ベール」と呼ばれる普通よりも薄い物を使用。 極薄です。 普通は1パックに6枚入っているのですが、こちらは12枚入り、つまり半分の薄さです。 

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いつもは出来立てをすぐに切り分けてしまい、崩れることが多いのですが、今回はちょうど焼き上がった時に相方が誰かと長電話をしていたのでオーブンから出して15分くらい経ってからの切り分け。 具が落ち着いて綺麗に切れます。

日本は熱い物は熱くのおもてなしがあり、熱々をフーフーいいながら・・・が良いのでしょうが、イタリアは熱過ぎる物や冷た過ぎる物はあまり好まれません。 だからこのくらいがちょうど良かったみたいです。

パスタよりも具の方が多いラザニア。 初めて作りましたがこれはこの冬に何度も登場しそうな予感です。 

半分残ったラザニアのパスタ、次はどんな具の組み合わせにしようかしら? と、考えるのも楽しいです。

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