『梨泰院クラス』は中毒性あり

全16話。合計時間は18時間17分。1話が1時間ちょっとあって、一回ポチっと再生すると、エピソードのラストは決まって続きが観たくなる。次の日が仕事だとしても、『えいっ』っとポチって観続けた結果、3.5日で観終えました。おかげで最近寝不足で寝不足で・・・・

睡眠不足覚悟で再生して下さい。

梨泰院クラスは、中毒性があります。
時間がある方は、騙されたと思って観てみて下さい。

このドラマがどうしてハマってしまうのか、魅力などをまとめてみたいと思います。

15年がかりの復讐劇

まだ高校生の主人公パクセロイは、最愛の父親の仇をとる為、15年間かけて復讐に挑みます。一度決意した目標を一度も揺るがす事なく突き進む姿は、まさに猪突猛進。

〝揺るがない信念“

このドラマが他と違うポイントはここです。普通全16話もあれば、一度は感情が揺らぎ、道を踏み外そうとしてしまう設定が組み込まれがちですが、

誰に何と言われようと、最後までブレません。

これは、人生においてもとても参考になりますね。緻密な目標設計、努力、忍耐・・・人生そのものが修行のようです。

とにかく主人公の気持ちがブレないので、最後まで見届けたい！！達成する所を見ずには終われない！！という気持ちになるんです。

ヒロインが最後まで分からない

このドラマでは、高校生の頃に出会う「オ・スア」という女の子と、数年後の大人になってから出会う、年下の女の子「チョ・イソ」の2人主要な女性が登場します。普通はヒロインって、物語が進むうちに分かったり、もう登場の時に確信したりするものですが、

本当に、進めば進むほど「どっちがヒロイン？？」という気持ちになるんです。

幼馴染であり、辛い想いを共にした初恋の相手（同級生）「オ・スア」か。

大人になってから出会う、10個年下の個性派であり天才の「チョ・イソ」か。

普通だったら最初に出てくる、幼馴染・同級生・初恋の相手・・なんて、ヒロインの条件が全部揃っていて、誰もが「オ・スア」がヒロインだと思うでしょう。おまけに見た目も誰が観てもヒロインなので。

「オ・スア」の高校生時代。可愛いですね・・。

なのに物語を進めていくうちに「あれ、ヒロイン２人いない？」という感覚になるんです。２人とも可愛いですが、同級生の美女と、年下の女の子。２人に挟まれていく主人公の「パク・セロイ」。最終的にどちらの女性とくっつくのか、、これもずっと観続けなければ分からないので、見ものです。

子が生まれる親に観て欲しい

個人的に観ていて思ったのですが、もうすぐ子供が生まれる親に是非観てもらいたいです。何故かというと、

〝子は親の背中を見て育つ“

が、歴然として分かるからです。

〝パク・セロイ“と、天敵である「長家」後継者の〝チャン・グンウォン“は同じ年ながら、幼い頃に親からどんな教育、愛情を受けて育ったかによって、かなり対照的な大人へと成長します。

こちらが〝チャン・グンウォン“です。韓国一の外食企業である財閥の「長家」会長の息子であり、後継者の第一候補。会長であり父親の〝チャン・デヒ“からはとんでもない教育を受けて育ちます。

「世の中は弱肉強食」「良心で得られるものなど何もない」

「会社の社員も、カネで働く下のヤツらも犬だと思え」などなど・・こんな事を教えられて育てば、こんな目つきにもなりますよね・・笑

一方で〝パク・セロイ“は、「信念を持って生きろ」という父の教えを守り、本当に真っ直ぐな性格のまま大人になります。性格は子供の段階で成形されてしまうものなので、自分の子供が生まれた時にどんな教育をしていくか、参考に出来ると思います。

他にも、このドラマではジェンダーや人種差別問題も少しトピックとして上がってきますので、この辺りも今の世の中を生きる為の「教育」として分かりやすいと思います。

メイク、アクセサリー、ファッションが可愛い

日本でも特に、韓国メイクは数年前に大流行しました。安くて可愛い、プチプラコスメが多く、ナチュラルというより少し濃いめの印象ですが、可愛い韓国コスメを一つは持っている女の子は多いはず。

このドラマでも「チョ・イソ」がいつも真っ赤なティントリップを塗っていて、どこのブランドか調べてみた所、〝benefit“というブランドでした。

この赤いティントリップですね。イソ演じる「キム・ダミ」さんはこのブランドのモデルもされているようで、確かにリップを塗り直すシーンがわざわざ描かれていました。

メイク以外でも、ピアスやファッションなどもとても可愛いです。

私自身、オシャレしたい！洋服買いたい！！という気持ちになりましたよ。視覚的にもカラフルで楽しいと思います。

最後になりますが、

韓国ドラマ、実は初めてこんなにハマりました。

最初は興味本位でしたが、気付けば５話、６話、、、、、と一気に再生。

是非気軽な気持ちで一話、観てみて下さい。

フランス映画を何回か紹介しようと思っていたら、あまりにどハマりしてしまっていきなり方向転換しました。次回こそは、フランス映画の記事ももう一度アップしたいと思います！

最後まで有難うございました。