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手軽に使えて便利なトマト缶について~伝えておきたい真実と対策~

「トマト缶は危険」ということを聞いたことはありますか?

私は半年くらい前に聞き、びっくり仰天でした!
なぜなら、常に家にストックしているほどお世話になっていたからです。
そこで、色々調べてみました。

結論からいうと、トマト缶が危険とされる原因は2つあります。
1つは「缶」、もう一つは「トマト」です。


※安全な基準で作られたトマト缶もあると思うので、トマト缶全部を否定しているわけではありません。
そういうトマト缶に出会えていない人が多いのではないか?ということを前提にお話ししています。

1.原因1:缶の秘密

トマト缶の内側には、缶が腐敗したり金属が溶け出すのを防ぐため、コーティング加工されています。その中に、プラスチックの原料であるビスフェノールA(BPA)という化学物質が使われています。
このビスフェノールA(BPA)は、トマトの強い酸性で缶の中に溶けてしまうと考えられています。

一般的には、ビスフェノールA(BPA)が溶け出しているトマト缶を100個食べなければ体に危険はないと言われています。

●ビスフェノールA(BPA)とは…
人体に有害な化学物質である。

●大量に摂取していると…
生殖異常や神経学的影響、乳がんや前立腺がんのリスク増加などに関連していると考えられている。

●特に注意が必要な人は…

妊娠中の方や乳幼児です。
ビスフェノールA(BPA)は非常に微量でも動物の胎児の健康に影響が生じる可能性があるという研究結果が出ています。

2.原因2:トマトの秘密

トマト缶に使用されているトマトは中国産がほとんどのようです。
原産国に「イタリア」と書かれているものがほとんどですが、中国で製造された濃縮トマトをイタリアで缶詰加工しているのです。

農薬や添加物を使用して作られた中国産のトマトを、イタリアでさらに添加物を加えたり水で薄めて塩を加えて加工しているのが多くの実態のようです。

3.対策

トマト缶はとても便利で重宝します。
使わないとなると、料理のレパートリーが減ってしまいますよね。

そこで、対策をお伝えします。

「トマトを小さく切って使いましょう」

おすすめは、ミニトマトではなく、「トマト」です。

トマトは、ミニトマトに比べて皮の部分が少なく、煮込みやすいです。

例えば、パスタのトマトソースを作ります。
トマト1缶と同じくらいの量のソースとなると、だいたいトマト3個ほど準備します。(大きさにもよりますが…)
トマトを2センチほどに小さく切っておきます。
③お肉や野菜などの具材を炒めて、本来トマト缶を投入する場面より一歩手前でトマトを投入します。
(フレッシュなトマトなので、トマト缶よりも煮込む時間が必要なため)
④しばらく煮込んで味を調えたら完成!

我が家では、トマト缶を買わなくなってからはこの方法でトマトソースを作っています。
トマト缶に比べてお値段は少し高いかもしれませんが、子どもや家族の安心・安全を思うと、この方法はとてもおすすめです。

特に、小さなお子さんのいる家庭では、ぜひ試してみてくださいね。


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