🌱我慢できない子になるって!?(誰が言った?)
親が甘やかしているとか?
不登校と呼ばれる子供達が
学校を休むということに対して、
「親が甘やかしているからでは?」
と言われる状況は
いまだに多く見受けられます。
少し前になりますが
フリースクールや不登校に関する
近江市長の発言が波紋を呼んだことも
記憶に新しいですよね。
親は、突然訪れた今までの常識を覆す日々と
必死に闘っています。
しかし周囲からの理解がなかなか得られず
自分1人で抱えてしまったり、
SNS等での冷ややかな言葉などによって
傷ついたりすることも少なくありません。
私自身も、ご近所の方に
「(子供が学校に行けない)あの状況で、
なぜ仕事を辞めないのか」
と言われたこともありました😢
親は子供に寄り添おうと心に決めても、
本当は心の中では不安を抱えています。
世の中がいまだ不理解な状況では、
「もしかしたらこれは甘やかしなのか?」
「このままではわが子は
我慢できない子になるのだろうか?」
と、さらに不安が煽られてしまいます。
自分には理解者が誰もいない、
自分は周りから責められているのかもしれないと
孤独感が増してしまうかもしれません。
しかし、それは捉え方を変えて欲しいのです。
周りがどう言おうと、
親はしっかり子供達に寄り添えば良いと
私は思います。
我慢し続けてきた子供達
子供達の心は
真っ白なキャンバスに例えられるように、
親を含む周りの大人たちに育てられる中で
そのキャンバスに色を塗られていきます。
そうやって子供達の「価値観」は
親というフィルターを通して描かれます。
従来の日本の学校制度で育ってきた親世代。
その親世代が子供達のキャンバスに塗った色。
つまり、子供達ももともと、
学校という場に行くのが“普通”だと思って
育ってきていることが大半なのです。
よほど熱があるなどの場合でなければ、
なかなか自分から休むとは言い出せない。
しかし、不登校の子供達は増える一方です。
子供達が学校に行けなくなるというのは
子供達が“普通”だと思い込んでいた壁すら
越えてしまうほど、辛いということです。
つまり、
そうなるまで我慢し続けてきたからこそ、
ある時限界を突破してしまった
ということなのではないでしょうか。
・・・そうなるまで
我慢に我慢を重ねてきた子供達のどこに
「我慢できない子」
になるリスクがあるのでしょう?
ゲリラ豪雨で川が決壊したかのように
一気に景色が変わってしまうことで、
親としては気持ちの整理も付かないですよね。
でも子供達もまた、
まさかの非常事態に直面しているのです。
我慢できない子ではなく、
我慢し過ぎた子供達。
親である私達が子供達を信じ、
たっぷりの愛情と安心を
与えてあげなければならないのです。
今、目の前にいるあなたの子供を
しっかり見つめ、寄り添ってあげてください。
そして、
子供の安全地帯を作ってあげてください。
それができるのは、親である私達ですよね。
大丈夫、自信を持って!
必要な方に届きますように✨
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