ツッコミは、調味料だ。

僕はお笑い芸人ではないけれど、日常生活においてよく『ツッコミ役』をしている。僕は関西人ではないし、漫才よろしく相手がボケ倒してくる機会は少ないけれど、世間話でも仕事でも「空気を操るチカラ」は重要だ。これが実はツッコミスキルなのだ。

ツッコミは、調味料だ。
ツッコむ人は、料理人だ。

相手を馬鹿にして笑いをとる
そんなツッコミは三流だ。
「料理なんて簡単簡単。
　とりま醤油かけとけば旨いから。
　どう？俺の料理、凄いでしょ？」
的な状態。
いっとき美味しく感じるだろうが、だんだん単調だし塩っ辛くなる。そもそもシェフが鼻持ちならないと、美味しくても認めたくないのが人情だ。

最善の調理方法とは、素材（その場の空気や相手の性格 etc）を活かして調和させるもの。

ツッコミもまた然り。
空気を読めなければ三流
空気を読めるだけなら二流
空気を操れる人が一流だ。

例えば「あの人、場が気まずくなりそうなこと言ったぞ？」と感じとき。料理人は、誰に頼まれずとも一瞬にして分析をはじめるのだ🧐

🫱なんでやねん！とストレートに
💬例えツッコミでスマートに
🚗いちかばちかのノリツッコミ
🤪かぶせてボケてネタに昇華

脳内で献立を検討0.5秒。
青魚とツッコミは鮮度が命。
スベるリスクよりも、時間とともに上がるハードルの方が遥かにリスクなのだ。

そんなリスクを片天秤に、
みんなの笑いを片天秤に。
誰かを幸せにするためツッコむのだ。
これが愛でなくて何なのさ。

ツッコミは、調味料だ。
決して主役ではないけれど
料理の味を決めるもの

…ところでさ。ウチの田舎って、
キュウリの漬物（塩）に
醤油とマヨネーズと七味唐辛子
をかけるのだけれど

あまりにツッコミが多過ぎて
そりゃあ血圧も上がるわ！(　ﾟдﾟ)

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ありがとうございました！
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