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厳島フェスティバル〜包が浦へ抜ける山道

(上の写真は厳島神社ではなく宮島の長濱神社)

10/10〜11に、宮島の裏側にある包が浦で、音楽フェスが開かれるという予告を、音楽友達たちから見かけ始めた。

コロナの影響でどうなるか分からないけれど、本当に開かれたら良いなと思う。

この日に合わせて全国から旅に来てほしいくらい。

さて、包が浦に行くには普通は、海岸沿いを歩くか車かタクシーかバスなのだけど。

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何年も前から気になっていたのは、紅葉谷から包が浦に抜ける山道があるらしい事。

今週末はその道を歩こうと思うと、土曜日は大雨で諦めた。

翌日の今日、日曜日も雨だったけれど…

「今日行かなきゃ!」

となぜか思い、翌週まで待てなかった(笑)

なので、レインコートを着て決行!

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ロープウェイの道の方へ行くと、紅葉谷へ。

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憧れの宿、岩惣さん辺りから紅葉谷。

名前の通り、紅葉の美しい谷だ。

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気になっていた、小さな神社で無事行って帰れる様お参り。

包が浦までの山道は、初めて歩く。

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狛犬が出迎えてくれた。

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新緑の美しい紅葉。

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さらに奥の、弥山に登る紅葉谷コースの近くの看板で、道を間違えている事を知り引き返す。

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紅葉谷に入って、二つ目の赤い橋を道路側に曲がるのが正解だった。

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道を見つけた!

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この道はどうやら、その昔、毛利元就が厳島合戦で通った道らしい。

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ここから、弥山にも行けるんだ!

普通は知られていないコースかも?

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晴れた日も美しいだろうが、雨の日もそれは美しかった。

木々が雨に濡れてキラキラ輝くのだ。

おまけになぜか、今日はそこら中に蝶が飛んでいた。

何十匹出会ったか分からないほど。

ここは天国か?!と思うほど美しい道だった。

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後半、雨のせいか、かなり薄暗い森を心細く思いながら抜けると、無事、包が浦のケビンやキャンプ場に到着!

紅葉谷から1時間ちょっとのトレッキング。

桟橋から紅葉谷に着き、包が浦行きの山道を見つけるまでに、しばらく迷子になっていたので、こちらも1時間かかっている。

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バンビがいた!

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海岸に向かって歩く。

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え?!

鹿みんなが私を見ている!

見つめられてちょっと怖い。

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野生の王国の鹿バージョン?!

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雨のせいか、鳥が低空飛行しながら何度も目の前を横切る。

海岸近くに座り、ここで持ってきたサンドイッチを鳥を眺めながら食べた。

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記事に出来ないのは、森の匂い、海辺の潮の香り、鳥の鳴き声、牡蠣殻だらけの砂浜を歩く音。

たくさん飛んでいた蝶も。

全部、独り占めの体験だ。

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10月の厳島フェスティバルは、こちらで行なわれるはず。

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帰り道は、海岸沿いに桟橋まで歩く。

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神社を見つけた。杉ノ浦神社。

鹿が雨宿りしている。

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帰り道は大雨になり、カメラも曇ってしまった。

桟橋近くの長濱神社が見えてホッとする。

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ズボンはびしょ濡れ。

去年だったか出来た、おもてなしトイレという綺麗なトイレを目指して商店街へ。

トイレでレインコートをしまい、ぐしゃぐしゃになった髪を手ぐしでとかす。

夕方の4時。

コロナの影響か、シャッターの閉まった店が多く、開いていても4時過ぎには片付け始めた店が多い。

人もまだ、ほとんど歩いていなかった。

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せっかく宮島に渡ったのだからと、いつも立ち寄るカフェで少し贅沢。

雨に濡れて冷えたのがあったまった。

宮島に行きたいと思う時はたいてい、体がひどくだるい。

けれど、宮島を歩くと元気になれる。

不思議だけど。地元では「神の島」と呼べば通じる。

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