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地球外生命研究と天文学の発展をひも解く、新刊『新説 宇宙生命学』

2月18日発売の新刊『新説 宇宙生命学』。今回は本の内容紹介と目次など中ページを公開します。

宇宙がどういったものかを知る術がない時代から、宇宙には地上と異なる世界があるのではないかと考えられてきました。
私たち人類はそこに存在するかもしれない「異なる世界の住人」である神さまを思い描き、神さまにおける世界のはじまりなどを想像し、人類はおのおのの場所で宇宙に対しての思いを巡らせてきました。
それでは、現代ではどうでしょうか?
目覚ましい科学の発展により系外惑星を含む多くの発見がなされ、古代における想像から私たち人類は天文学と宇宙に対する考え方が徐々に変わっていきました。
新しいことがわかるにつれ、地球以外にも本当に生命の存在はあるのではないか、そうした疑問と期待が入り交じる中で科学的な見地から宇宙における生物を研究している専門家がいます。
本書では「宇宙における生命」をテーマにアストロバイオロジー「宇宙生物学」を研究している専門家が、天文学や地球外生命研究における変遷や未来をわかりやすく解説します。

【目次】

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【中ページ】

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『新説 宇宙生命学』
著 日下部展彦
監 田村元秀
ページ数 240
判型 A5判
本体価格 1,800円
出版社 カンゼン

【著者・監修者プロフィール】

著者:日下部展彦(くさかべ のぶひこ)
アストロバイオロジーセンター特任専門員(国立天文台 併任)。2005年東京学芸大学教育学研究科修了。修士(教育学)。2008年総合研究大学院大学物理科学研究科修了。博士(理学)。国立天文台特任研究員、東京大学研究員などを経て、2015年より現職。専門は星・惑星形成、系外惑星、アストロバイオロジー、科学コミュニケーション。著書に『一家に一枚 宇宙図』(共著、科学技術広報財団, 2007, 2013, 2018)、『太陽系図』(共著、科学技術広報財団, 2014)、『宇宙図 宇宙が生まれてからあなたが生まれるまで』(共著、宝島社, 2018)などがある。


監修:田村元秀(たむら もとひで)
東京大学大学院教授、アストロバイオロジーセンター長(国立天文台 併任)。1988年京都大学理学研究科博士課程修了。理学博士。米国国立光学天文台研究員、NASAジェット推進研究所研究員、国立天文台助手、同准教授を経て、2013年および2015年よりそれぞれ現職。専門は、系外惑星天文学、星・惑星形成、赤外線天文学。日本天文学会林忠四郎賞、東レ科学技術賞などを受賞。著書に『太陽系外惑星』(日本評論社、2015年)、『第二の地球を探せ!』(光文社、2014年)、『アストロバイオロジー』(共著、化学同人、2013年)などがある。


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