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森の音楽教室を再開!荒廃した福岡の里山整備から先端教育へ挑戦!

▼自己紹介


はじめまして!こちらクラウドファンディングに挑戦始めたプロジェクトになります
本プロジェクトの発起人のナガサワカンタと申します。

チーム開墾マン

私(一番左)は、福岡にて、カメラマンと児童分野の作業療法士として働いています

地域のお祭りイベントを企画したり

山で草刈りをしたり

映像や音楽を制作をしたり

学生さんに授業をしたり

教育・児童福祉の法人さんと教育コーチングのサービス開発をして

 

生活しています!

 

そして、最初の写真は、活動の力仕事チームのメンバーです! 会社ではないのですが、週に1回くらい集まって、何かしら活動しています!

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

ドラムレッスン 

少し過去の話になりますが

2020年、コロナの流行が始まった際、半分趣味でやっていたドラムのレッスンのお仕事の拠点を室内から屋外に移せないかと考え、結果、2020年の秋から福岡県新宮町の農村部で竹藪化した耕作放棄地を借りて、音楽教室件遊び場作りを始めました

 ・屋外でやりたい理由①

日本では、建物一個あたりの敷地面積が狭く、一般的な音楽スタジオは狭い空間に壁、床、天井に吸音材を取り付け、近隣に騒音被害が出ないようにいい具合の防音室として最適化されています

 

吸音される(音がデッドな)部屋はそれはそれで最高に心地よいのですが、反響と吸音がない屋外での演奏は、楽器そのものの音(様々な倍音)を感じることができ、学ぶには適していると考えました。 

・屋外でやりたい理由②

また、個人的な経験に基づくものなのですが、バンドマン人生を送る中で、私自身、密室に引きこもりすぎたことで、1年間くらい蓄膿症になり、仕事もまともにできないほど病んだ時期がありました。 

そこで、音楽レッスンをこれから音楽を始める方々に届けるとして、音や文化のことに好奇心を抱きつつも、身体も健やかに、生き物としてのびのびできる環境でやりたいと考えました。

・屋外でやりたい理由③

最後に、教育に関する考え方なのですが

近現代の教育は、一方向的に正解を教え、それを我慢できず離脱したこどもは減点していくという方式は、子どもに対して一人の人として対等に関われていない感触があり、苦手で

教育者として、あくまでも学ぶ選択肢を提示し、子どもが何かを選べば、それについての知見の紹介をしたり、一緒に探求したりというスタイルを取りたいと考えていました

子どもは外遊びや火遊びが好きです

多分、これは遺伝的にほぼ共通で、安全を確保するために明るい場所を求め、外敵への威嚇として火を用いる

そんな外遊びや火遊びがいつでもできる環境をいつでも選べる状態

だけど、音楽もできるよ

といった具合に、大人がさせたいことをどうにかさせるのではなく、大人は選択肢を準備しているが、子どもが選んだことを一緒に楽しみながら学び支援することができたらいいなと漠然と妄想しながら、拠点を屋外に移しました 

色んな方に手伝っていただきながら、畑やハンモックのある広場を作り、こどもたちに屋外で音楽教育を提供する「森の音楽教室」と、障害のある子どもたちや不登校の子たちが腹いっぱい遊べる場所を目指して「集団利用限定のキャンプ場」を3年間運営し、平均毎月150名の方に利用していただいておりました!

ジャガイモ掘り体験

しかし、2023年1月、土地を貸してくださっていた地主の意向により、2023年3月に急遽これまでの拠点を退去することとなりました。(振り返り動画

退去が決まってから、後片付けに追われたり、落ち込んだりとバタバタとしていたのですが、来てくれていた子どもたちや応援してくれていた友人たちから「再開はいつから?」と言った声を継続的にいただき 

私自身も利用者のみなさんがのびのび遊ぶ様子を思い出したり、予期せぬ学びと感動を出会う日々を振り返り「また始めたいなぁ」「でも、同じことはしたくないなぁ」といった考えを巡らせながら、再開やそれ以上のことができそうな土地を探していました。

4ヶ月の調査の末、やっと再開できそうなより面白い場所を見つけ、今回、その土地の購入費用を確保するために今回クラウドファンディングに挑戦させていただきました。

中学生作の竈

▼同じことはしない!未来を先取る教育でありたい!

屋外音楽教室は再開するにせよ、再開するなら、より面白く、より本質的で、より未来に向かうよなことがしたいと強く思うようになりました

そこで、今現在の最新の自分が捉えている社会課題に向き合い、それらを教育に落とし込むことをしたいと考えています

それは、「防災」と「循環」の教育です

日本は高度経済成長を背景に農村の人口を移動させ都市を発展させてきました

その巻き戻しの一つがベッドタウンの開発です(歴史の話はひとまずこれで)

僕ら現代人が享受している多様で便利な都市の生活様式はそれはそれで素晴らしい豊かさだと思うのですが、その弊害として、教育者として2つの課題を強く感じています

キダチダリア

まず①つ目が

・災害に弱いヒトとインフラ

電気、水道、流通が止まった時、皆さんは何日生きられるでしょうか?

衛生環境の悪化、栄養状況の悪化、環境の変化によるストレス

これらが起因する「災害関連死」は災害時死傷者数の約8割に及んでいます

 

もし、農村での生活様式を少しでも身につけておけば、インフラへのない生活環境に少しでも慣れておけば、この割合は減るのではないかと思い

 

山林を活用した果樹園を子どもたちと作り、コンビニで食品を購入する感覚で果樹の収穫を新しい常識にしたいと考えています

収穫したゆずとワークショップ後のテーブル

つぎに②つ目が

・未来の循環を考える機会を作りたい

2015年にSDGsが提唱され、カラフルなバッジが普及しましたが、私はサステナブルという言葉は冷笑せずに向き合う必要があると考えています。

 

その哲学が資本主義の重要な部分を担うとヒシヒシと感じています。

 

しかし、僕らはまだまだ平気で、60kgの体を移動させるのに、300kgの鉄の塊(車)に乗って移動しています。電車やバスや相乗りの選択肢を一度くらい考えられるくらいではありたいなと思っていますが

 

つまり、恩恵には副作用があり、その構造を理解した上で、いろんな判断をしたり、問いを立てる力がこれから必要になってくると考えています。

 

森林も河川も、生物同士のトレードオフが起きていて、多様な作用と副作用が絡み合って、生態系ができています。

 

ということで、自然環境の整備を活動を通して、未来に問いを立てる力!

を育む機会を作りたいと思っています!

▼場所について

まず「森の音楽教室」再開を目指す場所は

 

福岡県糟屋郡久山町です!

 

福岡市から車で5分の三日月山の麓(その隣の立花山が割と有名!!)に位置し、二級河川の猪野川が隣接しています。

 

少なくとも30年は手付かずの山林で、今はまだ荒れ果てておりますが、福岡の山林では比較的、植物が多様で、1万平米以上の敷地の中には、岩盤、斜面、平地、河川敷、いろんなフィールドがあり、整備も大変そうですが、素敵な場所にできそうと感じております。  

再開を目指す地

▼最後に

もし皆様からのご支援により、土地を購入できましたら

 

・音楽教室の再開

・発達障害のあるお子さんたちとの自然教室の開催

・集団キャンプ実践イベントの企画

・森林整備と河川清掃のイベントの企画

 

をお約束します!

 

そして、都市機能の補完として、オルタナティブな生活様式と先端教育を探求して参ります!

 

ご支援のご検討よろしくお願いいたします!


※使用写真は、各ご家庭より全て許可をいただいております。

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