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書店”コミック担当”がガチ選んだ2022年のオススメ漫画15選


ごきげんよう〜♬かんたーです♬


現役書店員コミック担当の私”かんたー”が、今年購入した作品の中から、推薦する作品たちをご紹介します!

地方書店員ですが…それでもコミック担当の私!
(主観かなり強めの推薦ですが、ご了承ください)

それでは行ってみよう〜!


【2022年】コミック担当おすすめマンガ

⒈『ミワさんなりすます』

誰しも何かのオタクであり推しがいる。
そのオタク心を、余すことなく存分に引き出してくれるところが非常に秀逸な出来であります。

目まぐるしい展開の速さと、どの方向に転んでも楽しめる所が、この作品の最大の魅力。一度、手に取ると一気に読みたくなる欲に駆られます。



⒉『オフ会したらとんでもないやつが来た話』

昨今この手の作品が増えた気がします。
その中でも群を抜いて”一癖”ある作品。

内容は”ガチオタ”あるあるなのですが、ヤバいお兄様の言動・行動がこの作品では全てボケやオチに使われます。

そんな、お兄様をも圧倒する姉御たちの情熱が、反社をも凌駕する話。

「とんでもないやつが来た!」
「お前もな!」



⒊『FX戦士くるみちゃん』

読むだけでFXの知識とスリルを味わえます。
リーマンショック以降の実在した株価の変動を元に作品にしており、読み進めるごとにドキドキが止まりません。
「FX怖い(泣)」
生半可に手を出してはダメだなとも思えますし、その中のスリルを戦士の”くるみ”が周囲を巻き込み、溺れていく様が人間本来の醜さを表してくれています。



⒋『先生、今月どうですか』

「私には未来が見える。あなたと結婚することが…」

かつて新人で大きな文学賞をとった先生と、その先生が住むアパートの”高校生”の大家のラブストーリー。

主役の2人を見守る周囲の描き方が心地よい。寄り添い励まし合い、時に動かす。

純粋に人を好きになるということは、自分たちの問題だけでなく周囲の関係性も大事なんだなとこの年齢になって気付かされた作品です。



⒌『アンテン様は腹の中』

アンテン様は願いを叶えてくれる。
その対価として”願う本人が一番大切にしている物”と引き換えに。

そしてその願いは、願う本人が亡くなった時点で”無効”になる。
人々は「それでもいいから叶えてくれ」とアンテン様に願う。

結末は”幸”か”不幸”か…



⒍『クジマ歌えば家ほろろ』

「カラオケ行こ」「女の園の星」で大人気の”和山やま”先生が大絶賛のコミック漫画。謎の生物”クジマ”とその”クジマ”を飼うことになった家族のハートフルコメディ!

1話読切ということを差し引いても、テンポもキレも抜群!
中毒性も高い作品ですし、普段こういった日常系作品に触れてこない方にも激推しできる作品。

間違いない。
何故この作品が、多くの方に認知されないかが私には理解できない。理解できないだけに、今後この作品を手に取った方は「かんたーさん…やるやん」と思うことでしょう。



⒎『ことり文書』

ほっこり日常作品に触れたい方にはこちら。
甘やかされたお嬢様と堅物執事の掛け合いが、心のオアシスになることでしょう。

こんな荒んだ私の心があらわれるようです。

漫画作品としての完成度も高く、作画のタッチも”ハルタコミックス”の紙にこだわる所さえも…全てを愛せ受け入れることができる物語。

ハルタコミックス”の作品は紙媒体での購入を強くオススメします!



⒏『見るからに怪しい二人』

元来、私はクレイジーな人間です。
そんなクレイジーな私が上半期に激推しした作品です。

ここに登場する2人の見た目は超クレイジー。なのですが中身は幼稚そのものww
色んな意味でクレイジーなのですけど、見ていて愛らしく感じます♫



⒐『いろどり高校合唱部より』

スクエニ系の可愛い絵柄なのですが、「ぼっち・ざ・ろっく」のカドを丸くしたような物語。
陰キャ最高!陰キャ最強!

ただ仲間を得た陰キャが超絶ミラクルを起こすのは「ぼざろ(ぼっち・ざ・ろっく)」と同じ。

エネルギー溢れる作品で私の推し作品になります。



⒑『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』

タバコに対するイメージってあまり良くない。
その陰なイメージの”タバコ”を会社員のおじさんと、ちょっと強面のスーパー従業員の女の子が、仕事終わりに雑談することで紡がれる作品。

どこか息苦しい世の中で自分だけの世界に浸れる場所が”喫煙所”だった。
何気ない1日の最後を、あの子と会話して終えよう。

そしてまた顔を出そう。

みんなこういう場所を求めている。そう代弁してくれる作品かもしれない。



11.『私の腹の中の化け物』

衝撃!
読み応えのある作品で、復讐を焚き付ける様が強烈なインパクトを与えてれくれます。胸糞!と感じる一方、読み手のスピードを加速させる爽快感が肝。

相反する感情が入り混じりまさに”カオス”そのもの。

フィクション・エンタメ作品としては最高峰!

私は以前からも語っているように、人間の醜さを描いた作品は好きです。この作品の魅力は表情。
ここまで醜く、素晴らしく美しい。

2022年を振り返り、私の一番心が動いた作品は、この物語かもしれない。



12.『アカネのネ』

音楽とか才能とか良く理解できていない私なのですが、その中でも群を抜いて熱くなった作品。その才能の原石に賭ける大学生の男の子の瞳の色と、原石である女子高生の目の光がリンクする瞬間に鳥肌が立ちます。

音楽を題材にした作品はどこか魅力的でついつい購入してしまいます。



13.『ブレス』

自分のやりたいこと
自分が得意なこと
違うとはわかっていても、足掻かない訳にはいかない学生時代。

周囲に足並みを揃え
自分が見えなくなっていく。

それを振り払うかの如く、二人の高校生が歩み出すストーリー。

「ランウェイで笑って」を彷彿とさせる展開で究極の”美”を求める様が好き。

こんなにも情熱的な学生時代を送れる環境はほぼない。
あったとしても気づかない。もしくは動けないのが現実。動き出すそのエネルギーを感じずにはいられない作品になります。



14.『スイカ』

オチがアメリカンジョーク的な作品。
クスッと笑える作品なのですけど、この作品は好き嫌いがハッキリしそうです。
普段から笑いに許容がある、ゲラの方であれば大いにハマるでしょう。

良い意味で「くだらない!」
ただ私が絶賛するのだから、間違いがない作品です!



15.『地元のもみぢ』

作画の時代感と物語のギャップが私好み。
この作品のファンのみならず、「地元のもみぢ」の作者を推す方も少なくないでしょう。

早く2巻発売されないかと今から心待ちにしております。
とにかく”もみぢ”が「かぁ〜〜〜いぃ♫」



最後に

いかがだったでしょう♫
気になる作品はありましたでしょうか♫

書店員コミック担当(通称コミ担)が絶賛した作品ばかりで、順位はつけられません!

年に200冊程度読んでいるのですけど
今年の中で厳選した作品がこれらになります。

私の中での面白いの定義は…

・日常
・シュール

これが基盤にあり、付け加えて
・”癒し”であったり
・”恐怖”が取り込まれます。

混沌とした世界観を日常にぶち込むことで、読書に没頭できる自分がいます。


なので漫画を常日頃、読まない方でも従分に楽しめる作品かもしれません。


最後に
この記事が参考になった方や、面白かった〜や
「かんたーさん…良い仕事してますね!」
「かんたーさん…漫画って本当に素晴らしいモノですよね!」

と思った方はスキとフォローと、各種SNSの方もフォローをよろしくお願いいたします。

※Instagramの方では購入本の写真を掲載しておりますので、遊びに来ていただけると幸いです♫

https://www.instagram.com/syoteninnosusume/


最後までお付き合いくださり、ありがとうございました♫


〜それではまた〜




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