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ブラウン管のそれいけ!アンパンマン-Hornet society-

❶ブラウン菅のそれいけ!アンパンマン

隣町の昔からあるショッピングセンターに行ってきました。
ショッピングセンターの中に、小さなゲームコーナーがあり、アンパンマンのりものゲームがありました。

子どもがやりたいと言ったので、動くかわからないけど、100円を入れてみました。
すると、クルマが左右に揺れてブラウン管の映像が流れ出しました。

ストーリーは、バイキンマンにいじめられたカバオくんたちを助けるものでした。
「アンパンチ」ボタンを押してバイキンマンをやっつけます。
息子たちは、見事にバイキンマンを倒してくれました。
1分くらいでした。
もう一つのボタンである「クラクション」ボタンは押しても音が鳴りませんでした。
また、ゲームが終わったら出てくるであろう「カード出口」は紙とテープでふさがれ、カードは出てきませんでした。

さらには、3歳の弟がもう一回やりたいと言い出し、大暴れしそうになったので、100円を入れて、全く同じストーリーを楽しみました。

ブラウン菅のアンパンマンのりものゲーム

❷悲しいのは悲しいけど、、、

200円がご褒美もなく、あっという間になくなったのは大人としては悲しかったです。

でも、子どもたちはそれなりに楽しんでいたのでヨシ!とします。

私はそれよりも、隣町のショッピングセンターにブラウン菅のままのゲームがあったことが悲しかったのです。

ゲームコーナーには子どもの声が聞こえず、お店にいる人は高齢者ばかりです。
10年後に、このショッピングセンターはあるのでしょうか。

ショッピングセンターの中には、そのほかにお花屋さん、お寿司屋さん、ハムカツ、コロッケなどを売っている惣菜屋さん、どんどん焼き、焼きそばなどを売っている鉄板焼き屋さんなどがありました。

どれも、どこか懐かしくて、温かみがあります。
私たちは、ハムカツと母の日のお花ブーケを買って帰りました。

❸祖母の家に寄り道

帰りに祖母の家に寄ってお花のブーケを渡してきました。
とても喜んでいました。
祖父母ともに元気な笑顔が見れて良かったです。

私は、昔ながらのおいしいハムカツを食べながら思うのです。
憎むべきは、カバオくんたちをいじめるバイキンマンではなく、明るい未来が築けなくなった社会であると。

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