見出し画像

クリエイターとして何かを「創る」

 こんにちは!Yutaです。コロナも収束に向かっている中、少しずつではありますが皆さんも行動範囲が広がってきているのではないでしょうか?僕も撮影やいろんなプロジェクトが動き出している最中です。しかし、まだまだ油断は禁物なので予防を心がけましょう!

 さて、今回のテーマについてなんですけど、クリエイターの世界を少しでも知ってもらおうと思い、なぜ、僕が映像や写真を通してメッセージを発信していこうと思うのかなどについて書いていこうと思います!


Photographer/Filmmakerの世界


 現在、僕は学生兼フリーランスのPhotographer / Filmmaker として活動していますが、この写真、映像の分野にはいろんなコンテンツを撮る人がいます。例えば、僕の先輩には、結婚式を主に撮るWeddinggrapherの方もいれば、ポートレートを撮る写真家、企業やアーティストのPVを撮るFilmmaker、ドキュメンタリー制作を中心に行う映像作家など様々な分野で活躍する方がいます。(もちろんマルチに活動する人もたくさんいます。)そんな感じでカメラの世界っていろんなコンテンツが転がっているんです。そして、その各分野でCreatorたちが自分の色を映像や写真に落とし込んで、それぞれのcreative expressionとしてこの世界に発信しています。

 僕自身は、フリーランスで活動している中で、もちろんクライアントから依頼を受けて撮影をしたり、モデル撮影やPVの作成や編集などでお金をいただくということもあるんですけど、自分自身それが活動の軸だとは思っていなくて、あくまでも自分は“自然や景色を撮ること”で自分を表現することが僕のクリエイターとしての核になる部分だと感じていて、それが僕が何かをクリエイトする上での大きなテーマです。
 そんな感じで、カメラマンや映像作家の人たちは、自分自身の世界観や感性によって異なる題材(テーマ)を自分の中に持っていて、その自分の色(世界観)を大切にしながら瞬間や情景を切り取っています。だから同じ物でも撮る人によって雰囲気が変わったりするんですよね。


 でも、今カメラの世界って凄く発展してて、誰でもカメラを持つことができるし、カメラの性能もすごくいいので工夫すれば誰でも上手に写真が撮れる時代です。なので、活動する上で、他との区別化はこの分野の大きな課題になっています。
(どのような作品が評価され、何が作品の価値を生み出すのかとか…)

画像3


Creatorの葛藤


 ここまで話したように、クリエイターは自分のテーマに沿って何かを生み出しています。これはカメラマンやFilmmaker だけではなく、画家やシンガーソングライターとかいろんなアーティストにも共通することだと思います。でも、自分のしたいこと、やりたいことを実際に形にしたり、仕事にしたりすることって難しかったり、いろんな葛藤を生みますよね。

 例えば、それってお金になるのかとか、そこにどんな意味があるのかとか。僕に関して言えば、トラベルクリエイターとして“旅の映像や自然の写真をどうやってお金に変えればいいの?”っていう部分です。

 自分がしたいことを仕事にしたいってなった時に、どうやってそこからお金を生み出すのかを考えますよね。実際、お金にならないと生活できないからでもあるし、対価を生み出さずに写真を撮るだけでは、趣味の範囲でおさまってしまう話なので。

 しかし、「クリエイティブに生きたいと思う上で、全てお金のために自分のみが表現できるものや世界観を無くしてしまう事は違うんじゃないか。」っていう疑問もあり、凄く葛藤してました。(これはカナダに行く前の話)

 でも、やっぱりメキシコとかカナダの絶景を見た時の自分だったり、何をしてる時に一番自分らしくいられるのかを考えたらやっぱり、自分にはドキュメンタリー制作や映像を通して自然の良さやストーリーを伝えることがしっくりくるんじゃないかなって思いました。(どうせなら、誰もが進まない方に進もうマインド)

画像2


 もともと、僕はビジネス脳じゃないので、お金や評価を気にせず物を創れる方なんですけど、やっぱりマーケティングやブランディングに関しての知識も必要だなと思って今は、インターンなどを通して個人的に学んでいる途中です… 
 

 でも、やっぱり自分の色や強みは大切にしたい! 価値観、完成、世界観とか全部含めてこの分野で自分にしか表現できないものがあるはずって思ってやってます。(逆に広告とかP V、ポートレートの分野になると、技術不足なのは一目瞭然なのでまだまだ実際に制作しながら修行中ですが…)

 これが、なぜ僕が旅をしながらクリエイターとして活動するのかの理由です。


創る(create)とは


 僕自身が、何か写真や映像を通して何かを発信する時に大切にしていることは、

一方的なメッセージにならないようにするという事です。

 何かを創るという一連の作業の中で、自分たちクリエイターが関わることができるのは、自分が創るところから発信するという部分まで。つまり、写真や映像という形で表に出してしまえば、その後は相手の物になってしまう。わかりやすく言えば、何を受け取るのか、考えるのかは全て相手次第という事です。

 例えば、以前の「My Life in Vancouver」を見て、旅をしたくなる人もいれば、人の大切さに改めて気付く人がいたり、何かに挑戦しようと思う人もいる。こんな感じで、その作品自体の意味は僕だけが決められる物じゃなくて、受け取る側と発信する側(僕)のコラボレーションで成り立っているんです。
 旅をして自然を撮るだけではの旅日記になってしまうように、エゴな作品に完成されてしまうとただの自己満足で終わってしまう。

 「キャプションは必要最低限で良い。」こうアドバイスされた時にほんとその通りだなと思いました。

 誰にどう届くか分からないからこそ、特定した誰かを対象にするんじゃなくて、できるだけいろんな人に届いて欲しい。今後もこれを意識して作品を創りながら上手く自分を表現できたらなと思います。いつでもStay Creativeで!


今後の活動は?


画像3

 さぁ今後、日本に帰国してどう活動していくのかですが、カナダから帰国する2ヶ月ほど前から少しずつ帰国後のプロジェクトの準備をしていたんですが、コロナで全然ほぼ何も進まず。でも、最近また動き始めました! 

(もともと、お金を貯めて夏休みにもう一度オーストラリアに行って現地の友達と大陸を横断する話も進めてましたが、当分海外も行けそうにないのでそれは断念。)

 今後、コロナ収束後の1年間は日本を中心に旅をしようかなと思っています。改めて考えてみると、まだまだ知らない世界が日本にあるなと思ったり。あと、僕は割と海外のクリエイターが作成した映像を見て、この場所に行きたいなとか、ここで写真取りたいなって思うので、今度はその逆のシステムを作りたいなって思っていて、春夏秋冬で姿を変える日本中の美しい絶景や文化が見れるお祭りを1年を通して撮り続けようと考えています! (スタートは北海道になりそう!!)


 今はまだ、地方の人と連絡を取りながら準備中なんですけどコロナが収束すれば動いていくつもりです。最終的には、僕たち日本人が日本についてもっと深く知る機会、海外の人がもっと日本に着たくなるような作品(ドキュメンタリー)をこのプロジェクトを通して実現できたらいいなと思っているので楽しみにしておいてください!

そして、もちろんPV制作やモデル撮影などにも力を入れていくつもりです!

 こんな感じで、今後いくつかのプロジェクトを並行しながら映像制作をしていくことになるんですが、様々なクリエイターや映像ディレクターの方に力をお借りしながら進んでいく形になりそうです。なので、撮る・学ぶを両方同時に行いながら、自然や旅の魅力を中心に発信していければいいな〜って思います! 

随時インスタグラムで更新していくつもりなのでお楽しみに!



この記事が参加している募集

#noteの書き方

29,500件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?