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紀伊國屋書店 新宿本店へ

紀伊國屋書店 新宿本店さんのツイッターで、富士見L文庫最新刊が並べられた様子があがっていました。

しかも、「わたしと隣の和菓子さま」には、pon-marshさまのイラストのかわいいポップが!!
ポップ付きの写真は初めて見ました。
嬉しい!
紀伊國屋書店 新宿本店さん、ありがとうございます!

………………。
生で見たい。

ということで、新宿に行く用事にかこつけて(もはや、どちらが用事なのか)紀伊國屋書店 新宿本店さんにこそっと行ってまいりました。

紀伊國屋書店 新宿本店さんは、伊勢丹デパートの並びです。
地上から歩くときは伊勢丹の大きなマークを目指して歩くといいかも。

なんて書きつつ。迷子名人の名の通り、迷いに迷って到着。この時点ですでにお疲れ気味。

迷った、疲れたとめそめそ気味のわたしでしたが、そんなの全部消えるほど紀伊國屋書店さんのエントランスは素敵。

真っ白な空間を入っていくと、まるで本のシャワーを浴びるような感覚に。
この時点でかなりテンションが上がります。

本離れ、和菓子離れと聞くけれど。

数字を示されるとなにも言えないけれど、本を好きな人はたっくさんいるんだって、とても嬉しくなるほどお客さまはたっくさん!

小説も、たっくさん!
そうだよね。
みんな、物語が好きだよね! と嬉しくなります。

本の陳列について、特に1階はジャンルに関係なく、いろいろなジャンルの本を目にすることができるような工夫に、本への愛を感じました。
(商品管理が大変では…と、つい思ってしまう。元ダメダメアルバイト店員)

そして、あちこち店内を散策し。
冒頭にある写真。

さぁ、再び見ましょう!

竹岡葉月先生の「おいしいベランダ。」 「犬飼いちゃんと猫飼い先生
石田リンネ先生の「女王オフィーリアよ、王弟の死の謎を解け

OH!!
富士見L文庫!!!
やった~~!!

けれど、賢明なみなさまは思うでしょう。
書店での写真はNGでは?

ところが。

二度見してしまった!

このコーナーには、OKマークがありました。
小心者のわたしは、店員さんをつかまえて「ほんとにOKですか?」と聞きたかった。
でも、そんな行為こそNG。
みなさま、お忙しいのです。
なので、無言で(笑)写真を撮りました!

◇もし、ダメなら、即下げます! もしかして「撮影OK」と書かれたあのカメラマークだけOKとか??? えっ。◇

ジャンルに関係ない「本」という名前の仲間

「地球の歩き方 世界の地元メシ図鑑」「デマの影響力」「破れ星 流れた」「カレーの時間」「四季報」

なんか、じーんとして自分の本を見に行くのを一瞬忘れそうになりましたよ。


では、いよいよ。
本館4階の文庫コーナーにGO!
(別館にもライトノベルのコーナーがありますが、富士見L文庫さまは本館4階の文庫コーナーです)

「わたしと隣の和菓子さま」
ちゃんと、ありました。
たっくさん、ありました。
売るほどありました(売ってます)。

ふと。
ここにある本を全部買って(おやおや?)、本が届くのに時間がかかるお客さまに、わたしが送ればいいんじゃない?? と思いました。
が、あらゆる意味で迷惑になるので、妄想止まりにしました。
でもな……。
ここにある本を、届くのを待ってくださっているお客さまのところにドラッグ&ドロップできたらいいのになと妄想。

さてさて。
文庫コーナーには、もちろん
佐々木禎子先生の「暁花薬殿物語 第七巻
猫田パナ先生の「英国喫茶 アンティークカップス 心がつながる紅茶専門店
も、大変美しく並べられていました。
美本、勢ぞろいです。
いいです、いいですっ!

富士見L文庫さんのコーナ、とてもよかったです。

実はもう一か所、本を置いていただいている場所があります。
新刊を集めたコーナーです!
わたしは、そのコーナーに自分の本があるとは思わず、何気なく見ていたら
ふいに、表紙の慶子さんと鈴木君と目が合って。
「えええええ?」
と、なりました。
……びっくりした。

pon-marshさまのイラスト、素晴らしいですよね。
書店では「和菓子さま」以外にも、pon-marshさまのイラストで飾られた、たくさんの本がありました。

pon-marshさまにイラストを描いていただくときにお渡しした原稿は、お恥ずかしながら修正中の状態でした。
その不完全なものから、あのあたたかな優しさが灯るカバーイラストを描いてくださったのです。
プロって、凄い……。
プロの仕事に触れて、気が引き締まるといいますか。
ぼんやりしてちゃダメだといいますか。
励まされるといいますか。
とにかく、とても大きな力をいただいたのです。

これは、わたしだけでなく、本を作ったみなさまの経験でもあるのかもしれないと思うと、本は全てが愛しく素晴らしい!

つまりが、どうぞよろしくお願いします!!


◇おまけ◇
・新刊コーナーは随時変わると思うので、なかったらごめんなさい。
・ずっと探していたタイトルがわからない本まで、偶然に見つけてしまい、即買い。不思議なご縁。
・そして、紀伊國屋書店さん。今度は迷わずに行けると、確信。