仲町鹿乃子

小説を書く人 「代官山あやかし画廊の婚約者」/「わたしと隣の和菓子さま」(富士見L文庫…

仲町鹿乃子

小説を書く人 「代官山あやかし画廊の婚約者」/「わたしと隣の和菓子さま」(富士見L文庫刊) https://www.instagram.com/kanokonokomichi/ インスタ https://twitter.com/nakamachikanoko X(旧ツイッター)

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◆自己紹介◆

仲町鹿乃子 商業作品2作品 ①2023年9月15日 新刊発売 「代官山あやかし画廊の婚約者 ~ゆびさき宿りの娘と顔の見えない旦那様」 KADOKAWA 富士見L文庫さま イラスト 條さま ②2022年6月刊 「わたしと隣の和菓子さま」 KADOKAWA 富士見L文庫さま  イラストpon-marshさま 経歴  2001年よりweb上で小説を発表 受賞経歴  *アルファポリスさま主催  第3回青春小説大賞読者賞受賞 *アルファポリスさま主催   第5回青春小説大賞最終候

    • DEAN & DELUCAさんのおしることアパッシオナート

      タイミングがずれての投稿になりすみません……。 新年を迎える祝いしるこ。 抹茶しることほうじ茶しるこです。 この中に白玉と餡が入っています。 甘さがじんわり、寒さで縮こまっていた体に染みていきました。 白玉に、かすかに爽やかな味を感じたのは、わたしの気のせい? 期間限定品ので、また来年かな。 楽しみです。 そして、入ったお店にテレビドラマのちらしが。 わたしも見てます~ 毎回、涙が。 父と娘の物語ではありますが、それだけでなく芸術を極める厳しさや残酷さにも触れら

      • 春の短編小説)三月物語

        三月短編小説集、「三月物語」です。 よかったら読んでくださいませ。 三月物語 ① この先、300メートル ②ハルとわたし ③向かっていく気持ち ④Yell ⑤弥生、三月 さてさて。 冒頭の写真は桃の花。 お散歩していたらお花屋さんを発見し、桃の節句だよね~と思って買いました。 先日はミモザを買ったのですが、お花を買うと心がうきうきしますね。 と、さりげなく本を宣伝してみたり。 「代官山あやかし画廊の婚約者」は、お菓子と謎の物語です。 全国の書店さまにて販売中! よ

        • お年賀状ありがとうございました!

          こんにちは。 今日は雪です。 雪の日の郵便ポストに、なんとも素敵なプレゼントが。 富士見L文庫編集部さまより、読者さまからのお年賀状を転送していただきました。 「わたしと隣の和菓子さま」&「代官山あやかし画廊の婚約者」の感想、ありがとうございます! 本当に嬉しいです。 このシーンが喜んでいただけたんだとか、こういった表現を楽しんでいただけたんだとか、にまにましながら拝読しました。 わたしの頭の中にあった煩悩……というか物語が形になり、他の方にも楽しんでいただけるという

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        • おやつ日記
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          33本
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          18本
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          23本
        • 商業作品(2作品)
          35本
        • 「文鳥ですが守ります!」シリーズ置き場
          3本

        記事

          とらやさんの「御代の春」

          街を歩いていたら、ちらほら 梅 の花を見かけました。 とらや さんの 最中「御代の春」。 白はこしあんです。 ふっくらとした最中の皮とこしあんがおいしい。 平和を願うお菓子だそうです。

          とらやさんの「御代の春」

          長編小説「代官山あやかし画廊の婚約者」執筆取材の副産物②

          昨年の9月15日に発売された 「代官山あやかし画廊の婚約者」は、 代官山を舞台にした現代あやかしファンタジーです。 主人公の恵茉が婚約者の律と一緒に、 怪奇現象を起こす絵を鎮めるための菓子を 探り捧げる物語です。 菓子と絵を巡る謎解き。 それにより、近づき変化する恵茉と律の関係を楽しんでいただける一冊になっています。 ガレット・デ・ロアをはじめとする洋菓子、 そして、もちろん和菓子も出てきます。 お菓子と絵がどう絡んでくるのか。 そこにある人の想いとは? そんな内容

          長編小説「代官山あやかし画廊の婚約者」執筆取材の副産物②

          短編小説)地平線

           いるはずもないふたりの姿を、放課後のグラウンドで走る人たちの中に探す。  霜がとけてぬるんだ地面には、たくさんの足跡がついている。  かけ声に、笛の音。  すっかり遠くなってしまったそれらに耳を傾けながら、手の甲をさする。  はぁと吐いた息はつかの間白い色をもち、少しのぬくもりを手に置いたあと、待っていたと言わんばかりの二月の空気に溶けていった。  ぐっと、空を見上げる。  暦の上では来た春も、受験生には、まだ遠い。 「おい、そのまま立っていたら、カチンコチンの銅像になる

          短編小説)地平線

          短編小説)ぐるぐるマフラー

          「人って、一日に十分でも一人になる時間が必要だと思うわけよ」  実家の玄関に仁王立ちする妹の春香が、早口でまくしたててくる。 「だから、年末にお姉ちゃんが帰って来てるってお母さんから聞いて、わたしはもう五ヶ月も美容院に行ってなくて、四歳の男の子ってめちゃくちゃ元気で」  そう言うと春香は隣に立つ息子の公太の手を離し、ぐいっと前に押し出してきた。 「必要なものは、このリュックに入っているから」  青い小さなリュックサックを渡される。 「いいこと、公太。雪子おばちゃんと留守番して

          短編小説)ぐるぐるマフラー

          2024年スタート

          2024年は、粛々と自分ができることに向かい、一歩でも進んでいけたらと思っています。 支えていただいた恩返しもしたい。 そんな一年にできたらと、思っています。

          2024年スタート

          本屋さんで見つけてほしいな~

          「代官山あやかし画廊の婚約者~ゆびさき宿りの娘と顔の見えない旦那様」 青いタオルハンカチと一緒に、パチリ。 物語にはいくつかの色が出てきます。 その一つが青。 表紙の青、本当の素敵……。 そして、律の腕にも注目! もう一つの色は、さくら色。 この色は、主人公恵茉のテーマカラーでもあります。 そして、祖父との愛情の色でも。 物語は絵画とお菓子の謎解きですが、その謎にはいろんな形の愛情が隠されています。 どこかに、自分の物語があるかも? 世の中はままならないことが多い

          本屋さんで見つけてほしいな~

          虎屋文庫さま、50周年おめでとうございます~

          富士見L文庫さまより発売中の 「わたしと隣の和菓子さま」を書くときも 新作「代官山あやかし画廊の婚約者」のときも。 わたしの手元には、 中山圭子さまの「事典 和菓子の世界」が。 中山さま、そして虎屋文庫さまはわたしにとって神様のような存在です…。 そんな、神様からの葉書を握りしめ、 いざ、赤坂へ! 赤坂のとらやさまに伺うのは、新しくなってから初めてです。 写真が下手で。 営業妨害にもなりかねないので、建物は撮影していません。 入口の写真。 片寄っているのは、わけが

          虎屋文庫さま、50周年おめでとうございます~

          年中お菓子を食べている作者だからかける物語があるっ!(なんてね~) 「代官山あやかし画廊の婚約者」は、日頃食べる洋菓子や和菓子をわたしが味や見た目をちょい変化。 こんな味の組み合わせあるんだ~って、楽しい発見を文字と妄想で体験してほしい。 そして、不思議な絵との謎ときも……

          年中お菓子を食べている作者だからかける物語があるっ!(なんてね~) 「代官山あやかし画廊の婚約者」は、日頃食べる洋菓子や和菓子をわたしが味や見た目をちょい変化。 こんな味の組み合わせあるんだ~って、楽しい発見を文字と妄想で体験してほしい。 そして、不思議な絵との謎ときも……

          アトリエうかいさん・もちたけさん・宗家 源吉兆庵さん

          10月に入り、少し秋らしくなってきました。 お菓子の世界も、秋色に。 10月生まれのみなさま、お誕生日おめでとうございます~ まずは、アトリエうかいさんの栗のお菓子。 名前をメモするのを忘れ…。すみません。 ずりしと重さのある菓子。期待が高まります! ぎっしり…。 おいしい…。 涙目になります。 また食べたい! 栗の次は柿。 去年は、岐阜の松葉さん。 「名香栗」で、市田の柿を知りました。 今年は、もちたけさん。 「市田柿きんとん」 ふっくら肉厚の瑞々しい柿。 柿

          アトリエうかいさん・もちたけさん・宗家 源吉兆庵さん

          おにぎりか、おむすびか

          呼び方は違っても、ものは同じ。 わたし、X(旧ツイッター)で、おにぎりアクションに参加しています。 これを知ったのは去年。 Twitterのフォロアー様からの情報です。 去年は、知った時期も遅かったし、なんとなく自分が握った(買った)おにぎりを投稿するのが恥ずかしくて。←意外とデリケート。 結局、1回か2回だけの投稿で終わりました。 今年は、ほぼ毎日投稿しています。 わたしは恥ずかしがりで(え?)、人前にも出たくない。 すぐに緊張するし、何かの日の前は眠れない。 こん

          おにぎりか、おむすびか

          秋は…食欲、芸術、そして読書~

          代官山にも秋が来ました~ 同じ場所で、違う季節。 この一年間、ずっと代官山の街を見てきたなぁ~と思いました。 街に通うのも、物語を書く上での一つの取材。 9/15発売「代官山あやかし画廊の婚約者」は、実在の街だけでなく、たくさんのお菓子、そして絵に食事……と、取材することがたくさん。 身寄りのない少女恵茉と、彼女の婚約者だと名乗る画廊の若き店主の律の恋愛が軸ですが、 妖力を帯びた絵が暴走するのを菓子で鎮めるといった不思議物語も展開していきます。 恋愛のドキドキ+雑学的

          秋は…食欲、芸術、そして読書~

          そろそろ9月も終わりです。 10月にはまた素敵な書籍が発売されますね。 その前に、9月刊「代官山あやかし画廊の婚約者 ~ゆびさき宿りの娘と顔の見えない旦那様」はいかがですか? お菓子と絵の謎を解く現代ファンタジー。 秋の夜長にぴったり! 全国の書店様で発売中! 富士見L文庫様より

          そろそろ9月も終わりです。 10月にはまた素敵な書籍が発売されますね。 その前に、9月刊「代官山あやかし画廊の婚約者 ~ゆびさき宿りの娘と顔の見えない旦那様」はいかがですか? お菓子と絵の謎を解く現代ファンタジー。 秋の夜長にぴったり! 全国の書店様で発売中! 富士見L文庫様より