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知ってる!?ファスナーなど身近にあるものの仕組み

こんにちは!かのです!

今日は身近にあるものの仕組みについてです。

普段気にはしないものの、よくよく考えてみるとすごい機能のものってありませんか?

今回紹介するファスナー、イヤホン、電子レンジは、操作は簡単ですが中身のアイデアが素晴らしくて、ぜひ知っておいて損はないです!


ファスナーの仕組み

ファスナーは、開閉させるときに動かす「スライダー」、かみ合わせる歯の部分を指す「エレメント」、ファスナーを洋服やバッグなどにぬい付ける部分の「テープ」からできています。スライダーの内部はY字形のトンネルになっていて、ここを通るとエレメントの隙間が押し広げられ、エレメント同士がかみ合ったり離れたりします。

つまり、エレメントと呼ばれる凹凸が噛み合ったり離れたりすることで開閉することができるということです。

開閉を確実かつ簡単にしていくれるのが、私たちがいつも触れている部分の「スライダー」があることで、よりスムーズな着脱ができるようになっています。


イヤホンの仕組み

イヤホンには、ネオジム磁石という強い磁力を持つ磁石と、電線をグルグル巻きにした構造のコイルが内蔵されている。この磁石には金属の振動版が取り付けられており、音源がコードから電流として流れると、この振動版を取り付けた磁石を揺らし、その空気振動が音となるのが基本的な原理だ。

こちらも知ってそうで知らなかったイヤホンの仕組みですね。単純そうな見た目の裏ではびっちり科学が詰まった精密機械でした。

ちなみにBluetoothのイヤホンは音声データを圧縮してイヤホンに送り、データ通りに電流を流し、磁石を揺らすことで音が聞こえる仕組みとなっています。


電子レンジの仕組み

電子レンジの仕組みは、マイクロ波という電波を発生させることによって食品を温めるといったものです。電子レンジで温められるのは、水分を含んでいる食品です。食品に含まれている水の分子が振動したり回転したりすることで摩擦熱が生じて食品が温められます。
水の分子が振動したり回転したりするのは、マイナスの性質もった酸素とプラスの性質をもった水素で構成されていることが関係しています。水の周りに電気が働く空間がなければ、プラスとマイナスがバラバラの状態なので偏りはありません。
しかし、水の周りに電気が働く空間がある場合は、水の分子は電気の影響を受けて、同じ方向を向くので偏ります。電波はその名の通り電気の波なので、水の分子が電波によって動かされるという仕組みです。

つまり、水分子をマイクロ波によって振動させて、摩擦熱で食品を温めるということです。

気になりそうで気にならなかった電子レンジの温める仕組みの肝は「マイクロ波」でしたね!

今まで温めるといったら火か電気の熱だったので、電子レンジは少し特殊な温め方になります。水分子がないものに関しては温められないのかな?


ひとこと

世の中は不思議なことだらけ

赤ちゃんのような疑問の持ち方が欲しい

化学は素晴らしい


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