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「余白」というコロナ禍の”差をつける”働き方


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これは電通グループのデジタルマーケティング部門におけるの働き方に関する記事の参照です。
*電通デジタルとは?
株式会社電通デジタル(本社:東京都港区、代表取締役CEO 大山 俊哉・代表取締役社長COO 丸岡 吉人)は、本日2016年7月1日に設立し、営業を開始いたしました。デジタル領域における電通グループの成長戦略を加速させるため、デジタルマーケティング専門の新会社として、グループ各社と連携しながら、拡大中の市場における需要の取り込みを加速させます。参照



記事を要約すると電通デジタルは『Performance Based Working』という働き方を基本としておりコロナ禍になる以前の2018年からリモートワークに取り組んでいたが、2020年にコロナ禍で浸透し現在では出社率は10%〜20%となっている。

業務を明文化(明確に文書として書きあらわすこと。)標準化させることに成功したが同業他社との差別化が難しくなり、そこで着目したのが「余白」という考え方だ。

「作業をこなすだけなら、もはやリモートの方が集中できるんです。そこを、あえて計画出社日を設けることでリアルの良さを改めて感じる取り組みです。人の個性は、一人で働くだけでは凝り固まってしまいがちですが、他者の価値観に触れることで柔らかくなり、磨かれていくと思うんです。標準化とは別の、余白の自由な部分があってこそ、他者の価値観に触れることができ、そこで個性が生まれたり磨かれるのではないかと考えています」(杉本氏)

https://www.businessinsider.jp/post-246659


作業や業務で効率化を図るだけでなく社員の価値観という観点に着目し、変化をもたらすような刺激を与え続ける事がマンネリ化を防ぎ、働きやすさとの両立を可能にしている。





業務を明文化、標準化させた上での「余白」という考え方だが余白にも時間的なもの、空間的なもの、心理的なもの、思考的なもの、数多くのものがあります。
それは他者が強制してつくるものではなく個人の主体的な考えに基づいて作られるべきです。余白をつくるために自分の時間を捻出する。そのために「自らの業務を減らす」というマインドを持つことが重要で、余白が少ない人の特徴として「自らの業務がなくなった時に自分の居場所がなくなる」という考えがあります。

そうすると自らの業務に意義や目的を必要以上に見出し複雑化させ、効率が落ちると共にブラックボックス化してしまい”その人にしか出来ない”個別化された業務携帯が発生し組織としてのパフォーマンスが落ちます。



「余白」という心身ともに他人の価値観に触れ刺激をもらえる環境形成をすることが、コロナ禍という難しい環境における他に”差をつける”新しい働き方の第一歩です。




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