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【HANATABA】全国の子どもたちに、平等に「先生」を

こんにちは。
あなたの物語を保存するアフターブーケスタジオkannaxです。

カナックスから社会に目を向け、問題解決に繋がるクラウドファウンディング企画をご紹介していくプロジェクト『HANATABA』。

今回は、大阪大学法学部の4年生でありながら、合同会社Quicken.のCEOとしても活動されている小谷瑞季さんによる、全国的な教員不足解決を目指した先生のための求人サイト「ミツカルセンセイ」プロジェクトをご紹介いたします!

▼全国的な教員不足問題

教員の過重労働が問題にもなっている現代。根本的な原因として、全国的に教員が不足してしまっている現状があるようです。
教員不足とは、「先生が休職/離職したりして欠員が発生したときに、代わりの先生(講師)が見つからず、現場で先生が足りていない状態」のことだそう。

小谷さんが現場でヒアリングを開始した際には、教員不足の中、一人の先生が複数のクラスを受け持ったり、教頭が担任として入りつつ残業しながら教頭業務をこなすなど、教育現場はひっ迫した状態であったようです。

そして小谷さんは、学校に先生を配員するべきである都道府県や市区町村の教育委員会の現状も知ることとなります。
教育行政の職員の方々も、そうした教員不足問題に真剣に向き合いながらも、他の並行した仕事に大忙しで、問題解決には自治体の方も人員・時間不足であったようです。

▼講師希望者ファーストな求人サイト『ミツカルセンセイ』

そこで小谷さんは、教員免許を持っているが教師として働いていない、通称「潜在教員」に着目。
教育行政が採用している「講師登録」制度では、学校で欠員が出たときのみ登録されている講師希望者に連絡が行くシステムなので、講師希望者が具体的にいつから働けるのか、やっと連絡が来ても常勤講師の枠しかないなどの問題がありました。

しかし、小谷さん考案の『ミツカルセンセイ』では、学校それぞれに求人が出たときに通知登録できるなど、求人情報や条件を見ながら、自分のライフプランや今の生活スタイルを加味して応募するかどうかを検討できる、講師希望者ファーストな求人サイトとなっているそうです!

出典:https://for-good.net/project/1000751

先生が足りないことで、それぞれの教員の負担が増えるだけでなく、生徒である子供たちの教育機会を奪ってしまうことにもなりかないと考えてみると、とても深刻な社会問題なのかもしれません。
こうしたフレッシュなアイデアで、問題解決の糸口がつかめたら素敵ですね!


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