プログラミングを勉強するならタスク管理しましょう
ども、カニカマです。カナダでアプリとかを作ってます。
プログラミングを今から勉強する、あるいは今やっているっていう人は絶対に知っておいた方がいいのがタスク管理です。
もちろんそれ以外の人でも知っておいて損はないかなと。
みたいな話をしてみたいと思います。
タスク管理とは
まぁTODOとかに近いですかね。
厳密には違うみたいですが似たようなもんだと思ってください。
つまりなにかを完成させるために「やらないといけないこと」(タスク)をちゃんと管理するってことです。
試験勉強だったり個人開発とかセルフプロジェクトであったり、特に何か成し遂げたいことがあるときにはすごく便利です。
ある時までに完了・完成させないことがあるとか、達成したい目標があるとかに使えます。
なぜタスク管理が必要なのか
最初はいろいろ計画をたててやろうと決めるんですが、気がついたら全然進んでいないみたいなことがめちゃくちゃあります。
あれとこれを勉強して、こういうプロダクトを作ってみよう!って始めるんですが一向に進まないし、終わらない。
これは自分のタスクをちゃんと管理できていないってことだと思うんですね。気が付けばドンドン時間が過ぎていって、自分がどのくらいできたかもわからなくなっていきます。
なのでタスク管理ちゃんとしましょうってことです。
タスク管理ってどうやる?
大体1週間とか2週間単位とかでタスクを管理するのがいいと思います。
2週間に一回、次の2週間でやることを整理するみたいな感じですかね。
1. とりあえずやらないといけないことをすべて書き出しましょう。
- サンプルアプリを作るとか
- 参考書を読むとか
- チュートリアルのビデオを見るとか
- ポートフォリオのサイトを作るとか
あることを達成するためにやらないといけないことは、細かいことでもすべて書き出したほうがいいです。
2. そしてタスクはある程度小さくしてやる必要があります。
「例えばサンプルのアプリサイトを作る」ならこれはタスクとしては大きすぎます。
それを作るのにどんな作業が必要なのかを洗い出す必要があります。
- ログイン機能
- ログアウト機能
- ログイン、ログアウトの画面作成
- メインの画面作成
- メインの画面の1つの機能
etc……
って感じで出来るだけ小さく作業の内容を具体的に洗い出していきます。
「参考書を読む」ってタスクでも使えて、1章ずつとか1章〜2章まで読む、みたいな小さなタスクにしましょう。
できればひとつのタスクは数時間で終わるくらいまでには小さくしたほうがいいと思います。
そうすることで、取り組みやすくなるしどのくらい終わったかが分かります。
大きすぎるといつまでも同じタスクをやってる状態になるので避けましょう。
3. 見積もりを立てる
これが結構大事な作業です。
そのひとつひとつのタスクに対してどのくらいで完了するか、自分で見積もりを立てましょう。
これはあくまで目安なので最初は分からなくてもいいです。
大体2時間くらいかな。とか。
結果間違ってても大丈夫です。次に同じようなタスクがあれば修正して見積もりができるので精度を少しずつ上げていくことができます。
ここでは必ず自分の見積もりを出す。そして実際にかかった時間記録して比べるということが大事です。
4. 自分の使える時間を計算する
今週自分がどのくらいその作業に充てられる時間があるのか、ちゃんと計算しましょう。
例えば
毎日、仕事終わりの3時間で平日5日の15時間。
土日は5時間ずつで10時間。
あわせて25時間が今週の作業時間になります。
ここで先程の見積もりと照らし合わせて、できる作業を決めていきます。
こうすることで、できもしない作業量の予定を立てることを防ぐことができてより現実的な予定になります。
今週はあれもしよう、これもしようと予定を立てたはいいが結局毎週達成できなくてどんどん遅れるし自分も自己嫌悪に陥っていきます。
5.余裕を持つ
バッファを持つともいいますが、見積もりはある程度余裕をもった計算にしましょう。大体自分が思っている1.5倍くらいの時間で見積持っておいたほうがいいです。
実際に作業してみたら思ったより時間がかかるってことはめちゃくちゃありますし、不測の事態になってもある程度調整できるようになります。
必ず余裕をもって見積もりましょう。
6. ツールを活用する
世の中にはタスク管理の便利なツールがたくさんあるのでそれを活用するのがいいと思います。
有名なものだと「Notion」のとか「Trello」のカンバンとよばれる方式が見た目的にもわかりやすいのではと思います。
「Notion タスク管理」とかで調べたらめちゃくちゃいっぱいあるので調べてみてください。
Google ToDoリストとかでもまぁできると思います。
Excel・Googleスプレッドシートとかでもできると思いますが、それ専用のツール方が便利で早いです。
別に手帳とかのアナログでもいいと思います。
タスク管理するとなにがいいのか?
タスク管理をするとメリットがたくさんあります。
やらなければいけないことがすべて見える
自分がやらないといけない作業がすべて見えることが最大のメリットです。
実際に取り組むまで見えてこなかった細かい作業が先に洗い出されます。
あとからどんどん追加の作業が出てきて想像してたより全然進まないってことがなくなります。
なにから手を付けていいかわからないっていうのも防げます。
優先度をつけれる
自分の時間は有限なのでやりたこと全部できるわけではないです。
そこで必要なタスクを全部書き出すことによって、優先順位をつけることができるようになります。
これは先にやる、これは今回はやらないという判断ができるようになります。
思いついた順からやっていくと、やらなくてもいい優先順位の低いことに時間を使ってしまって終わらないってことが防げます。
進捗状況が見える
1週間や2週間で見直した時に自分が何を終わらすことができて、なにができなかったのかがハッキリ分かるようになります。
そうすると次の予定も立てやすいし、なによりモチベーションの維持にも繋がります。
ふりかえったら結構頑張ったな、サボってしまったから次は頑張ろうとか。
このやってきたことをちゃんと可視化するっていうのも大事なポイントです。
ということで
たぶん普通のビジネスマンは当たり前のようにやってるとは思いますが、僕はIT業界に入るまで知らなかったので教えてもらってよかったです。
日々の業務でも必ず使いますし、「あれ、今週なにやってたっけ?」みたいなことがなくなります。
ちゃんと自分の時間の確認とやらないといけない作業時間を可視化するためにタスク管理しましょうねって話でした。
ではでは。
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