シェア
岡田勘一[編集者・ライター]
2020年4月13日 20:13
「ライト文芸」という言葉はこの21世紀になってから新しく生まれた言葉であり、ライトノベルと一般文芸作品の間にあるような小説の作品群を指します。 登場するキャラクターたちの個性が立っていることから「キャラクター文芸」「キャラ文芸」と呼ばれることもあります。「イラストをカバーに用いたエンタメ小説」という括りで言えば広義のライトノベルとなりますが、書店の棚を見るとコミックコーナーではなく、文庫コ
2020年4月30日 17:35
僕はマイストリートという編集プロダクションに務めていて、毎年『このライトノベルがすごい!』という書籍を編集しています。ライトノベルについてはなるべく包括的に状況を見るようにしています。 しかし2010年代からはWeb発のライトノベルの隆盛と、別分野としてライト文芸・キャラ小説も爆発的に増えてきたことで、広義の“ライトノベル”というものをしっかりと追うことが難しくなってきています。 とはい