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#11. 『エッセンシャル思考』と『読書について』から選書の重要性を考える

僕は本を選ぶ際、かなり時間をかけるようにしています。

ネットでおもしろそうだなと思った本も、実際に書店へ行き、一度軽く目を通してから買うことがほとんどです。

なぜそんな面倒なことをするのか。

1つは、実際に読んでみると「思ってたんと違う!」ってことが割とあるので、それを解消するため。

また、世の中には読むたびに学びがある良書もあれば、お金儲けのために書かれたような中身の薄い本もたくさんあるからです。

本は1冊ちゃんと読むとなると相当な時間を要します。
僕たちの限られた時間を、後者のような本に費やすのはもったいないと思いませんか?


『エッセンシャル思考』によると、あらゆるものの9割はほとんど価値がないといいます。
だから、最初の見極めに力を入れる必要があると。

本だけに限らず、ものをつくるってとても大変なことです。なのにその9割は価値がないというのは、少し辛辣すぎる気はしますが、これは紛れもない事実だと僕は思います。


またショーペンハウアーも『読書について』でこう語っています。

読書に際しての心がけとしては、読まずにすます技術が非常に重要である。その技術とは、多数の読者がそのつどむさぼり読むものに、我遅れじとばかり、手を出さないことである。

良書を読むための条件は、悪書を読まぬことである。人生は短く、時間と力には限りがあるからである。

『読書について』/ショーペンハウアー

ショーペンハウアーも選書に力を入れることを強く勧めています。
良書を読むためには悪書を読まないこと、非常にシンプルですね。



価値ある1割というのは人によって千差万別です。
だからこそしっかりと見極め、自分で選びとる必要があります。

みなさんも本を選ぶ際、これらを意識してみてはいかがでしょうか。

まだ読書を始めたてで選ぶ基準がわからないよって人は、ベストセラー本や、なんとなく良さそうだなと思った本を10〜20冊ほど乱読してみると、基準がわかってくると思います。

20冊も読めば、おそらく1冊は自分にとっての「ハズレ本」に遭遇する機会があると思うので笑

このハズレ本に遭遇する経験って、本を選んでいく際にかなり重要だったりします。

それではまた!😆



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