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天に帰ること

「人柄」「性格」「人格」について。

「人柄」とは、自然に感じ取られるような人間の性質、人間の品格。
「性格」とは、先天的な気質と後天的な影響とによる、人間の感情・意志などの傾向、そのもの特有の傾向・性質。
「人格」とは、個人の心理面での特性、人柄、人間の人としての主体、独立した個人としての人間性、固有の人間としての本質的な在り方。

実相を知る・分かる・悟る中において、今世、何よりも自らの“人間性”を高めていくことが大切であることに行き着く。なぜならば、人間が人に成るための基礎の基礎だからである。この“人間性”というものに対して、内包されるのが「人柄」「性格」「人格」である。人間は、日常の営みの中で、試行錯誤をしながらこれらに向き合い、苦難を乗り越え、高めていくことを求められている。これを知らず・分からず・悟れずに生きていると、モノ金、権威、権力、名声、損得、快楽を追いかけ、多忙に振り回され、人間、あっという間に生涯勘違いな生き方をして終わる。「ああ、私の人生は一体何だったのだ…」と、あの世で後悔懺悔に苛まれることになる。人間はなぜ、この「人柄」「性格」「人格」、即ち“人間性”を高める必要があるのか。それは、本来のあるべき“人”となり、天に帰ることが人生の真の目的だからである。人間は、この実相の在り様、仕組みの中で生き、生かされている。知ろうが知るまいが、人間はその力動に影響を受けていることを推して知るべし。


そのことを肝に銘じ、日々人柄を磨き、感性を研ぎ、人として自立を目指し生きることで、人間性を高めて逝きます。


有難うございます。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者