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損か得かの生き様は、もはや何の意味もない。

目先の欲、利益に走る人間よ。


損か得かの生き様は、もはや何の意味もない。


誰それよりも得をした。


誰かの所為で損をした…などの幼稚な価値観は、もう捨てよ。



「え?こんな厳しい生活してるのだから、1円たりとも損したくないわよ。だから必死になって得な情報を探してる。旦那の給料はもう上がる見込みはないし、子供の学費やら何やらで出費は増えるし、家のローンもまだたっぷり残ってるし、物価だってどんどん上がっている。何かあったら、もう限界かも…。こっちは切実なのよ!」


「そういうの、時間の無駄っていうんだよね。1円追いかけても何も変わらないよ。頭使って、稼ぐ時はどーんと稼いで、儲けた分は投資に回す。これ不労所得の必勝法!何なら、稼ぐ方法教えましょうか?」


「なんか、そういう話しをしているのかなあ…。人間の一生って、お金に振り回されて生きることなのでしょうか。なんか違う気がする。人生は、もっと感動的で、愛に満ち溢れていて、様々な経験によって心が豊かになっていくもののような気がする。大人たちを見ているとそうは感じないけど、私はお金とかに翻弄される人生だけは送りたくはない!って思っています」


「甘いな。愛とか希望とか、そういうおとぎ話の世界はふわふわしすぎていて、俺は好かん。もっと現実を見なきゃ!世界は弱肉強食。強いものが勝つ。弱いものは淘汰される。だから、どうすれば、この競争社会で勝ち残れるかを考えた方が身のためだと思う」


「私はこれまで、コツコツと真面目に生きてきました。地味な人生だったけど、悪いことばかりじゃなかった。掛けはしなかったから、大損をすることもありませんでした。平凡だけど、普通に何とか生きてこれたことに感謝しています。もし、次の人生があるのなら、もう少し、本当にやりたかったことに挑戦してみたいと思います」…。


人間の生き様、生きることへの思いは、様々。


己はどうか。


どう生きるか?



己、目先の欲望や損得よりも、大きな恵みに気付くべし。


人間は、望もうが望むまいが、超大宇宙からの大きな恵みの中で生かされている。


そのことをどれだけ理解出来ているか。


人間、これに気付いた瞬間、損得の意識は消え失せる。



「ああ、これまでどれ程、私は恵まれていたのか。毎日毎日、忙しさに感けて、これまで、そのことに気付けませんでした。自分自身の生きることへの勝手な思い込みによって、目の前の恩恵を蔑ろにしてきました。これからは、謙虚な気持ちで、日々の営みに感謝し、生きたいと思います」。



人間、自分という存在が本当に理解出来たら、一瞬にして人生観が変わる。


この不思議さを味わい尽くすがいい。





そのことを肝に銘じ、万象の恩恵に感謝し、謙虚な面持ちで、日々を生き続けます。





有難う御座います。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者