見出し画像

人間理論


人間理論は、三次元的知識から成り立っている。


未熟な人間が、未熟な眼差しで積み上げたもの。


従って、片手落ち。


人類は、片翼飛行をふらふらと続けている。


実相は如何に。


当然、三次元的知識で出来上がった世界ではない。


この違い、齟齬を持って、人間理論を振りかざしたところで、自然界には通用しないことを推して知るべし。



「それは仕方のないことですよね。だって、人間はこの三次元世界で生きているのですから。それ以上のことを求められては困ります。人間には、それ以上の次元を見ることも生きることも出来ないのですから。」


「人間って、やっぱりイケてないよね。だって、言っていることとやっていること違うし。平気な顔して嘘つくし。威張ってばかりいるし。いつも喧嘩したり殺し合ったりしているし。これは宇宙人たちからみたら下等の何者でもないでしょうね。嘲け笑って見ているような気がする。」


「それは宇宙人のみならず、人間以外の動物や植物などの生命体は、みんな気付いてるよ。人間って阿保なこといつまでもしているなあって。」


「ええ?そんなに人間って酷いですか?私は、人間は素晴らしいと思います。優しいし、真面目だし、賢いし、美しいし、何よりも慈悲深いところもあると思います。川でおぼれている犬を命掛けで助けるのも人間でしょ?人間って、駄目なところばかりじゃないよ。」


「ええと、人間は、万物の霊長と言われていまして、万物のなかで最も霊妙ですぐれたもの、とされています。圧倒的な知的を有し、言語を操り、社会性を備え、手先の器用さを見れば比類なき生命体であることは一目瞭然です。人間は、思考するものを様々な形で創造(実相のみたてでは否)することが出来、破壊することも出来ます。地球における人類支配における発展は、約束されたものと言っても過言ではありません。」…。



なるほど。


人間理論の極みを見たということか。


そう。


人間身の程であり、人間という種のこれ以上の発展はもはや無し。


地球は存続するが、人間種は消滅し、違う種に取って変わられる時が来る。


これは、人間、自らが3次元という枠に囚われ、意識や精神性を昇華することが出来ていないことの証明。


人間の運命は如何に。


全ては、実相を知ること。


つまりは、三次元を超えた真理への深い探究と生き方に掛っている。


このモノ金至上主義の三次元的生き方の末路は決まっている。


己がモノ金にうつつを抜かしている間に、終わりは加速度を増して迫っている。





そのことを肝に銘じ、この宇宙の中で生かされている未熟な人間として生きる自覚を持ち、真理を探究し、謙虚に素直に正直に生き、この三次元的人間理論から抜け出し、生命昇華の道を進みます。





有難う御座います。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者