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真理から外れた間違った生き方

物事、起った時と、その真実に気付きを得る時。


これ、人間の感性の高い低いによって“気付きの時差”に大きな違いが出る。


物事が起こる前に兆しを感ずることが出来る者、物事が起こった後に痛い思いをして気付ける者、死ぬ間際になってその時に気付けなかったことに後悔する者、死んであの世に逝ってその生き様を何度も再生されたものを見せられて気付く者、それでも最後まで気付けぬ者。


そう、ほとんどの人間は、生きている間に、本当に大事なことに気付けずに逝く。


だから人間繰り返すことになる。


なぜか。



その多くが、真理から外れた間違った生き方をしているからだ。



「いやあ、私は大丈夫ですよ。大体気付けてます。特に問題はありません。毎日楽しく生きれていますし、後悔することなんてありません。」


「あの~、まったく言っている意味が分からないんですけど…。何の話ですか?匂いに敏感とか、アレルギーがひどいとか、そういう話?」


「そういえば、いつも何か失敗をやらかすとか、怪我をするとか、大事なものを壊してしまうとか、ほんと後悔した後に気付くことが多いかも。でもすぐに忘れちゃうんですけどね(笑)」


「そういえば、祖父母が、後悔しないように、こうしておけ、ああしておけと遺言を言って亡くなっていったことを思い出しました。私もそうなるのでしょうか。」


「この前、何か胸騒ぎがして予定を変更したことがありました。実はその日、大きな事故があったらしく、もしかしたらそれに巻き込まれていたかも知れません。九死に一生を得た気持ちでした。」


「時々、耳元のあたりで囁くような声が聞こえることがあります。別に怖いとかそういうのではなくて。その声にちゃんと耳を傾けて、自分なりに考えて決断をしてみると、予想以上にうまくいくことがあります。他の人はどうなのだろう?」…。



真実への“気付き”にも、人間様々な段階があるようだ。


これ、人間が人生をどう捉えているかを見れば分かる。


この時代、益々、人間が人間よりも退化している厳しい現実を視ることになる。


時間と共に感性が指数関数的に鈍ってきている。


自ら自然を切り離し、テクノロジーなるものを入れ、人間の本来有する感性を退化させている。


これ、人間という種の絶滅に向かっていることを推して知るべし。






そのことを肝に銘じ、現人間社会において、これから起こる出来事に対し、感度を高め、本来進むべき道を見誤らないよう気を付けます。






有難う御座います。


幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者