見出し画像

上昇指向の本当の意味

上昇指向。


良かろう。


どんどん上昇するが良い。


然し、巷の意味と実相の意味合いは違う。


巷では、大方、こんな具合か。



「あ、人生上昇指向ですよね。いい大学出て、いい会社に就職して、出世して、普通から抜け出して、エリートコースに乗って、優雅な生活を送るとか。そういうの夢だなあ…」


「俺は、鉱脈掘り当てて、一発当ててがっつり稼いででっかい豪邸に住んで、いわゆる億万長者っていうやつになりたい!そのためなら何だってやるよ!」


「私は、若いうちにたくさん勉強して、たくさん資格取って、最強の肩書を作りたいんです。そうすれば、失業することは無いし。」


「私は、外国語の勉強をして、海外に留学して、世界に飛び出していきたい。世界の人たちと協力して、良い世界を創りたいと思っています。」


「僕はゲームでトップ取って名声を得るんだ。そうしたら、一生ゲームして好きなことして暮らせそう!」


「私は、上昇指向って言われると、余計に反発しちゃう。そんなに齷齪生きて何がいいんだろうって。みんな、もっとスローダウンして、ゆっくり生きたらいいのにと思う。そんな生き方もあっていいんじゃないの?みんなして、上を目指せとか、負け組になるなとか、どうでもいいし。」…。



皆々、上昇指向の本当の意味を今一度捉え直した方がいい。


まず、上とはどこか。


何処に向かおうとしているのか。


皆々の様子では、それは富や名声、自由や幸福、今よりも少しでも良くなる…といった程度か。


良いか。


そのようなものの中には、本当の宝はないのだよ。


本当の宝でないものを懸命に手にしたとしても、更にもっともっとと際限なく、仕舞いに虚無感に襲われるのみ。


この時のダメージは大きい。


なぜならば、そこには何も無いからだ。


人間が目指す上昇指向の先とは何か。


それは天に近づくこと。


天とは神。


人間は、神の分け御霊。


そう。


人間は、神に還ることを運命付けられているのだよ。


この仕組みが分からないと、虚無な所業を繰り返し、力尽き、神から寧ろ遠退いてしまうことになる。


この超大宇宙の実相は、多次元で構成されている。


上昇指向とはいわゆる次元上昇。


現世でいうところの成功は、必ずしも次元上昇には当たらないということだ。


人間は、生き死の修行を繰り返しながら、精神性を高め、次元を上げていく。


即ち、この道理に則った生き方が出来なくば、この重たい3次元世界で堂々巡りをただ繰り返すのみ。


人間よ、その人間性、精神性を高め、次元を上げ、神の元に還れ。


そのためには、“条件付き”であることも推して知るべし。


云うまでもなく、その条件とは、巷の人間ゲームに勝利することでは無し。






そのことを肝に銘じ、上昇のために出来ることを日々執り行い、今世で3次元卒業を目指します。





有難う御座います。


幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者