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時々は、心が震える感動や、愉しさに出会える。

幸せ者になるための実相は、実に簡易。


故に、人間は“簡単すぎる”から信用ならん、ということになる。


これいと可笑し。


人間は、幸せになるためには、相当の運と境遇と鍛錬が必要だと思っている。


誰もがそう簡単に幸福にはなれないと信じている。


本当にそうか?



「幸せになるためには、それなりの生活の安定というものが必要でしょう。でも、これが働けど働けど、一向に楽にならない。やっぱり、これって、問題は政府や政治にあるんじゃないの?もっと国民のためにすべきことがあるでしょうに。」


「幸せって一部の人の特権みたいなイメージがある。競争に勝って、いい学校、いい大学、いい会社に就職して、出世競争で安定した生活を手に入れるっていうような…。ずっとこればかり親からは言われてきました。だから、どこかで躓くと、ああ、もう終わりだなって思ってしまう。こんな一部の人しか幸せになれないなんて世の中不幸過ぎる!!」


「ええ?幸せって、成るものじゃなくて、そこに在るものじゃないの?何でみんな幸せを掴む、みたいなことを言うのかなあ。今、こうして天気に恵まれて、平和を感じて、生きているだけで儲けもの!って私には思える。だからいつも幸せ!時々、大変なこともあるけど、それも幸せの一部。本当に有難い!!」


「ふっ、幸せ幸せって、なんかうざい。世の中、辛くて厳しいことばかりだし。世界は戦争ばっかしてるし、大人は嘘ばかりつくし、金はないし…。大声で笑っているヤツみると無性にむかつく。こんな世の中ぶっ壊したい…」


「私は、卒業して働き出してから、やっと社会に貢献出来ているっていう感覚が芽生えてきて、今はなんかすごく充実してます。それまでは受け身で生きていたし、受験受験って、やりたいことも何も出来なかった。でも今は、自由。仕事は難しいし、厳しいけれど、携わる人達や、お客様と関わるなかで生きている実感を持てるようになりました。これは私にとって幸せな状態って言えると思います。」…。



人間は未熟。


未熟であるが故に、たくさんの苦労もある。


時々は、心が震える感動や、愉しさに出会える。


小さな出来事を見れば悲劇なようでいて、長い人生の中では喜劇になる。


これ人間らしく生きるということ。


人間は人それぞれであり、過去からの人生もあるのだから、一見、不平等にも見える。


然し、自分の人生には、とても強い因果応報があり、それを良くも悪くもドラマチックに生きて生かされている実感があれば、これすべて幸福なり。



人間よ。


もっと真実を探求せよ。



本当のことが分れば心の平安が訪れ、幸せを感じることができる。





そのことを肝に銘じ、人間であることに感謝し、失敗も苦労も、すべて人生の喜劇として楽しめるよう精進します。





有難う御座います。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者