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変わらないことは、本当は“楽”ではない

万物は変化し続ける。刻一刻と変わる。常に無常の世。好もうが、好まざろうが今に留まることは出来ない。変化するものと思えれば、流れに身を任せられる。良く変わることも、悪く変わることもあるし、そうなろうと思って、そう成ることも出来る。ただ、人間は、必死に変わらないように変わらないように今に留まろうとする。これが苦痛や悩み、迷いの種となる。なぜ、人間は変わることを恐れるのか。なぜならば、今に満足も納得もしていないけれど、“楽”だから。膨大な人生の過去の痛みを繰り返したくないし、未来へのとてつもない不安に苛まれたくない。失敗したくないし、恥もかきたくない。変化を受け入れるよりも、現状に固執する方が“楽”そうに見えるから、“楽”に感じるから。実は人間、変わることを受容するよりも、変わるまいとする方が、多くのエネルギーとストレスが掛っていることを推して知るべし。即ち、変わらないことは、本当は“楽”ではないのだ。従って、現在が“全て”で、今の自分が“自分自身”と思うならば、己の望むような未来は来ない。未来は、本当のことは誰にも分らないが確かに在る。在るものを無いものとすることは、誰にも出来ない。人間は、生まれて生きて死んだら終わりではない。死んだら終わりではないが、あの世の道は、今の生き様によって変わる。即ち、過去は変えられないが、未来は変えられるし、必然と変わっていくということだ。そのために、諸行無常を受け入れ、今を懸命に生きる。それが人間の真の在り様。


そのことを肝に銘じ、謙虚に正直に素直に生き、日々の変化を楽しめるようになるまで心を研ぎ澄ませていきます。


有難う御座います。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者