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自分は正しい、相手が間違っている。

会社や組織、更に云うと国家や社会が思う様にいっていないならば、それはなぜか。それは他人の所為、何かの所為にしているからだ。これを突き詰めるならば、結局は一人ひとりの人間が、自分自身の問題として捉え、自分に欠落したものがあったと、そのことに思いが至らず、その本質的な原因に辿り着けないことが問題なのだ。「自分は真面目にやっている。これだけ頑張っているのだから、人にとやかく言われる筋合いはない。自分は正しい、相手が間違っている。あの国が、当局が、政府が、役人が、政治家が、一部の金持ちが、会社が、組織が、社長が、部長が、相手が、あの人がみんな悪いのだ!!!」この思いや怒りを何かにぶつけても、ことは動かない。では、どうすれば真の原因(自分自身が至っていない)という思いに至るにはどうすれば良いのか。それは、本当の己を知るしかない。真実を知らなければ、いくら高望みをしても霧中の絵に終わる。己の今の本当の姿、即ち人間としての成長の度合い(それは地位とか名誉とか実績とか財産とか、資格を持っているとか、学歴の高さなどでは一切ない)を知る以外に方法はない。今、思う様にいっていないと感じるのであれば、それは自分がその程度のレベルに在るということ。実相は、己の人間的成長度によってしか、与えられない。この世はその集合体なのだから、世の中を善くするには、まずは自分が善くなるしかない。素直に正直に謙虚に、感謝を持って努力を続けるしか道はないのである。


そのことを肝に銘じ、今日一日を生きます。


有難う御座います。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者