研究さぷり013:適切なコントロール
こんにちは,かなみんです😊
いつも研究さぷりを見て頂きありがとうございます💕
しばらく基本に立ち返る感じでいこうと思います.
今回は,コントロールについて.
当たり前のことなんですが,
意外とドクターの学生でも出来ていないときがあります.
例えば,薬Aの効果があるのかないのか調べるとしましょう.
薬Aを加えたときと,加えなかった時の違いを見るのはもちろんですが,
このとき,全然効果のないニセ薬Bを加えた場合についても,
チェックしておいた方がよいです.
このたとえ話で言う,ニセ薬Bのチェックは,
結構よく忘れられています.
何かを加えるという操作が,
変化を起こした要因になっている可能性もゼロではないので😲
たとえば,最近話題になったイソジンうがいの件を例にとると,
効果があるか調べるのなら,
・イソジンでうがいした
・うがいをしなかった
という比較は,なんか変だなと思わなければなりません.
・イソジンでうがいした
・水でうがいした
を比較するべきです.
細かいなーって思うけど,
大事なポイントだけでも,念入りに,
データをとっておけば,
それだけ主張の裏付けも強くなる.
実験できるチャンスが限られているとか,
どうしてもという場合でなければ,
しっかり詰められるところを詰めておくのは大事.
今回もお読み頂きありがとうございました💕
これからも応援よろしくお願いします😊💕
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